11月6日の様子
小豆島霊場のお寺のなかにはいくつかの山岳霊場があり、
そこは信仰の場であると同時に絶好の紅葉スポットにもなっています。
そこは信仰の場であると同時に絶好の紅葉スポットにもなっています。
今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では、そんな山岳霊場の一つ佛谷山(ぶっこくさん)の紅葉について
第40番 保安寺(ほうあんじ)の宮内亜門副住職にお話しいただいています。
「佛谷山は、第40番 保安寺の奥の院で、41番札所になります。
本堂は、自然にできた洞窟の中にあり、ここで護摩炊きなどを行っています。
今はひとつながりの洞窟ですが、昔はそれぞれに入口がある2つの洞窟だったようで、
そのうちのどちらかを岩風呂として使っていたそうです。
岩風呂というのは今でいう古式サウナのようなもので、
海から持ってきた海藻を敷き詰めて火を焚いて、病気の養生をしていたそうです。
その後、2つの洞窟をつなげて1つにして、今の形になったと聞いています」
ちなみに、佛谷山があるのは大麻山(たいまさん)という山の中。
この大麻山の名前は、応神天皇がこの山の大麻を使って幣(ぬさ)をお作りになったことに由来するそうですよ。
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