小豆島土庄町には豊島という人口1000人程の島があります。
土庄港からだとフェリーで30分くらいの距離で、2010年に開催された
瀬戸内国際芸術祭の舞台の一つになった島。
今日は島から島へ渡ります
歴女ニーナがご紹介する豊島は「片山邸」と呼ばれる土庄町指定有形民俗文化財。
ご案内いただいたのは、土庄町教育委員会 生涯学習課 南堀英二課長。
小豆島や豊島の歴史や文化にとても詳しい方です。
「片山邸は、崇徳上皇の家来だったと言われる片山氏の末裔が、
中央からの貴人をもてなすために、贅を尽くし江戸時代後期に建てたもの」
とはいってもぎらぎらした豪邸ではなく、床板に一枚板の屋久杉が使われた上品な茶室や枯山水の庭園が広がっています。
当時の吉相にしたがって建てられたという、お屋敷は不思議なパワーを秘めているみたいでそこにいるだけで
心がきれいになってくるような気分にさえなります
南側の庭には香川県指定の天然記念物の樹齢700年の「大ソテツ」も。
こちらのソテツは葉の緑も力強くいきいきと生命力に満ちていて、ずっと見ていても飽きません。
実はこちらのお屋敷には不思議な言い伝え があるんですよ。
島中の水が涸れてしまうどの大干ばつの時でも、片山邸の庭にある井戸だけは涸れることがなかったとか。
それにちなんで豊島の人達は、親しみを込めて今でも泉屋という屋号で呼んでいるんです。
ただ、普段、片山邸は一般公開されていないのでご注意ください。
え?これだけ紹介しておいて見られないの??という方。
ご安心を
片山邸は「バル デ ヒタキ」という、アフタヌーンバーが開店している時には入ることができます。
バルデヒタキ のレポはラブちゃんブログへ!
ニーナとラブちゃんはとっても、素敵で贅沢な時間を過ごしてきました
大人でよかったぁ〜(笑)