瀬戸内国際芸術祭2025に合わせて、
小豆島アートプロジェクトが独自に開催している「もうひとつの芸術祭」。
こちらも秋会期が始まっています。
小豆島アートプロジェクトが独自に開催している「もうひとつの芸術祭」。
こちらも秋会期が始まっています。
もうひとつの芸術祭とは、小豆島にあるギャラリーやカフェ、飲食店、お寺などで
それぞれの施設が持っているアート作品を展示し、
島内の観光の途中や、瀬戸芸のアート作品を見て回る途中などで立ち寄って
身近なアートに親しんでもらおうというもの。
写真の草壁醤油蔵ギャラリーでは会期ごとに企画展が行われているほか
イベントの総合案内所にもなっていて
参加施設でアートを鑑賞するともらえるスタンプを集めるための
スタンプラリーの台紙も設置しています。
参加施設一覧は記事の最後に載せていますので参考にしてくださいね。
さて、その草壁醤油蔵ギャラリーの秋会期の展示が
小曽根環(おぞね たまき)さんの作品展。
小曽根環(おぞね たまき)さんの作品展。
すべての窓をふさぎ、入口からの少しの明かりと
作品上部に設置したスポットライトのみが照らすなかに浮かびあがるのは
白い木目のインスタレーション。
透明なアクリル板に細やかな木目が描かれています。
幼い頃から木目や木の模様が持つ心地よい波長=1/fのゆらぎに魅了されていたという小曽根さん。
今回の展示では、アクリル板に描くことで背景が透けて白い木目が浮かび上がり
築100年を超える醤油蔵の古い木と、時を超えて重なり合っています。
暗闇にぽわんと浮かび上がるような、浮遊感のある展示方法も素敵。
壁面にはキャンバスに描かれた木目の作品も展示しているのでそちらもぜひご覧ください。
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