今年、壺井栄の日本未発表作が北京で発見されました📖
戦争末期、日本の出版状況が悪化していたこともあり
北京で発刊された短編集『絣(かすり)の着物』は
戦後の混乱のなか日本に届くことはなく
80年もの間北京で眠り続けていたそうです。
代表作『二十四の瞳』をはじめ
たくさんの著作を残した壺井栄ですが
その作品のなかには戦前、戦中、戦後という時代の波のなかで
つつましくも懸命に生きた市井の人々の姿が描かれています。
たくさんの著作を残した壺井栄ですが
その作品のなかには戦前、戦中、戦後という時代の波のなかで
つつましくも懸命に生きた市井の人々の姿が描かれています。
今回発見された『絣の着物』に収められた作品からも、
当時の庶民の暮らしぶりがいきいきと伝わってきます。
壺井栄 戦争末期短編集『絣の着物』は
新装版として琥珀書房より税込2,420円で販売されています。
新装版として琥珀書房より税込2,420円で販売されています。
小豆島では、二十四の瞳映画村にある壺井栄文学館および書肆海風堂、
映画村から700m離れた場所にある岬の分教前、二十四の瞳館にて販売しています。
戦後80年、当時の人々の思いに触れてみてはいかがですか。
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