コロナ禍以降、長期休業になることも多かった二十四の瞳映画村ですが
今年は3月から通常通り年中無休で営業しています。
今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では
二十四の瞳映画村 専務理事の有本裕幸さんにご出演いただき
年末年始の映画村の見どころについてご紹介いただいています。
FM香川にて収録
「秋から楽しんでいただいていたコスモスも、12月18日までで終わってしまいました。
コスモスは鈴木農園のブタさんに提供して、次は春の菜の花の準備を進めていきます」
夏のヒマワリも秋のコスモスも、人間が楽しんだあとはブタさんの元へ。
これも循環型農業ですね。
「『二十四の瞳』という作品は、反戦が大きなテーマではありますが
貧困や差別、ジェンダ―、教育などSDGsにかかわる側面も多くあるんですよ。
今年の8月にNHK BSプレミアムで『二十四の瞳』のドラマが放送されましたが
これが11回目のドラマ化になりました。
ひとつの作品が11回もドラマ化されるってないですよね。
それだけ、時代を超えてたくさんの人が共感できるすばらしい作品だということだと思います」
さて、そんな『二十四の瞳』の世界が再現された映画村。
年末年始のお楽しみは?
「最近、村内にうどん店がオープンしました。
瀬戸屋という名前なんですが、ここのオリーブレモンうどんが絶品なんです。
野菜もいっぱい入っていて、自分で“追いオリーブオイル”ができるんですよ」
映画村での食事といえば給食セットですが、
こちらも気になりますね。
「また、ギャラリーKUROgOでは1月9日まで
安岐理加展
Dialogue ダイアローグ
土地/記憶/物語/ヴァナキュラー
を開催しています」
田浦で、人々の暮らしとともに残された事物と背景の社会状況のリサーチを重ね、
現代社会とのつながりとともに解釈し
主に映像メディアで視覚化し表しています。
壺井栄文学館でも、特別企画展
萩原朔太郎大全2022共同展覧会
「80年の時を経て小豆島で繋がった4人の作家」を開催中。
1月10日までなのでこちらもぜひチェックしてみてください。
岬の分教場では
3年振りとなる二十四の瞳岬の分教場絵画展を開催中。
香川県の小中学生が描いた力作のなかから
優秀作品が選ばれて展示されています。
そしてお正月は毎年恒例、ふるさとのお正月。
1月1日から3日までの間、
コマや羽子板、すごろく、竹馬といった伝承玩具を無料で貸し出していて
誰でも自由に使って遊ぶことができます。
「そのほか、1月15日には映画村のなかでとんども行います。
これから冬本番、寒くなっていきますが
冬は空気が澄んでいて、校舎から見る海もスカッとしてきれいなんです。
晴れた日は、大鳴門橋や淡路島の風力発電の風車も見えるんですよ」
年末年始もお楽しみが満載の二十四の瞳映画村。
帰省の際はぜひ足を運んでみてください。
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posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☁
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