2025年02月16日

地域おこし協力隊活動報告会

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昨日、サン・オリーブにて
小豆島町地域おこし協力隊員のみなさんによる
活動報告会が行われました。

小豆島町で活動する隊員のみなさんが、
島の課題は何なのか、その解決のために普段どんな活動をしているか、
ていねいな資料を作って一人ひとり発表しました。


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こちらは、
空き家コーディネーターとして活動する
大須賀さんの発表資料の一部。
坂手地区の空き家の場所とその状態を示しています。


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2022年、リノベーション工事中の小豆島ハウスにて


着任して2年が経とうとしている大須賀さん。
大学で建築を専門に学んできたこと、そして
2022年の瀬戸芸で小豆島ハウスに参加したことを生かして
町内に2,000戸あるとされる空き家の利活用のために活動しています。

昨年の夏には、実際に坂手にある空き家を地域住民や大工さんと一緒に
DIYでリノベーションするワークショップも開催しました。
このワークショップ、次は神懸通にある空き家で実施する予定だそうですよ🏠

また、空き家バンクという制度がありますが、
片付けや修繕が必要で空き家バンクに出してもすぐに住める状態でない物件が多いこと、
一方で移住者としては空き家はたくさんあるのに借りられる家がないというジレンマ、
そうしたミスマッチを解消するための事業にも取り組んでいます。


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小豆島の観光推進員、松田さん。
所属は商工観光課ですが、小豆島観光協会に出向していて
普段はオリーブナビの観光協会事務所で働いています。


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彼女が昨年力を入れていたのが、
グリーンデスティネーションズへの申請。
両町商工観光課の職員とともにレポートを作成して
土庄町と小豆島町が一緒に「小豆島」として申請し、
見事シルバーアワードを受賞することができました✨

その合間にも、ユニバーサルビーチイベントを小豆島で初開催するなど
多方面から持続可能な観光に取り組んでいます。


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瀬戸芸コーディネーターの高谷さんは、
コロナ中に着任した隊員への特例措置により着任から5年目を迎えました。
2022年に続き2025年も瀬戸芸に携わることになります。


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ワタシも参加させてもらいましたが、
坂手みなとまつりやオリーブの日にあわせて
みんなで一緒に作る大きなチョークアート🎨
これも、町民にもっとアートに親しんでもらおうという高谷さんの企画です。

そのほか、瀬戸芸で小豆島を訪れる外国人観光客に対応できるように
英会話教室も継続して実施しています。
以前は外資系企業で働いていたほか、青年海外協力隊としてインドに派遣された経験もある高谷さん。
自身も英語はまだ上手に話せないという意識はあるものの
上手かどうかより伝えたいことをきちんと伝えることた大切、という考え方がいいなと思いました。

今年の瀬戸芸は、小豆島には8点の新作アートが出る予定。
中山の王さんの作品に使う竹の切り出しも1月から始まっています🎪


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たくさんの人が隊員の活動に興味を持って聞きに来ていました🎤

町内に空き家がどれくらいあるのか、観光客がどれだけ増えているのか、
知っているようで詳しくは知らなかった島の実情や課題を
改めて知ったという人も多いと思います。

その地域に住んでいるとなかなか気付かないこともありますが
外の視点で島の課題を見つけて
これまでのキャリアや知見を活かして解決策を探り実行するのが地域おこし協力隊🐱
これからの活動にも期待したいですね✨


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2025年02月15日

令和6年度 香川県オリーブオイル品評会受賞者は?

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昨日行われた、令和6年度香川県オリーブオイル品評会の結果をお知らせします。


香川県知事賞
AMYFARM 
「Sinfonia 小豆島産エキストラバージンオリーブオイル」

小豆島オリーブ宇協会理事長賞
一般財団法人小豆島オリーブ公園
「小豆島産エクストラバージンオリーブオイル ルッカ」

小豆島オリーブ振興協議会長賞
東洋オリーブ株式会社
「小豆島産エキストラバージンオリーブオイル[手摘み]」

小豆島町長賞
株式会社ヤマヒサ
「小豆島産オリーブ油」

土庄町長賞
AMYFARM
「Forpica 小豆島産エキストラバージンオリーブオイル」



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8人のベテラン審査員による厳正な審査の結果、
AMYFARMさんのブレンドオイルが
2年連続香川県知事賞という結果になりました。

AMYFARMさんのオイルは、別のブレンドオイルも
土庄町長賞を受賞しています。

審査講評によれば、AMYFARMのSinfoniaは、
「シナモン、ミント、ユーカリをイメージさせるバランスの良い香りとともに
しっかりとした苦味辛味の心地よいハーモニーを持つ素晴らしいオリーブオイルでした」とのこと。


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今年は小豆島の多くの事業者で収穫量が減っていて島全体で裏年といわれていて
製品としてのオリーブオイルの量も例年より少なくなっています。
ただ、日照時間が長く台風被害もなかったため果実自体の品質はよく
今年の品評会もハイレベルな競争となったようです。


品評会では、ミッションやルッカなどの単一品種のオイルが10製品と、
ブレンドオイルが10製品出品されていて、
上位5賞を含め金賞が18製品、銀賞が2製品という結果になりました。


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こうした品評会の結果を受けて、生産者のみなさんにとっては励みにもなるでしょうし、
今後さらに品質のいいオイル作りに向けてあれこれと工夫するための一つの指標にもなると思います。

講評によれば、上位5賞に入らなかったオイルも、
あと少しの工夫でさらなる品質向上が可能なオイルばかりだった、とのこと。

それだけ品質の高い香川県産オリーブオイル、
この時期はいろんな事業者さんの2024年搾りたてオイルがそろっていますので
小豆島を訪れた際はお土産ショップで、
また小豆島に来られない方は各社のオンラインショップやふるさと納税を利用して
ぜひ一度味わってみてください。



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2025年02月14日

土日の小豆島(2/15、16)

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今日はバレンタインデー🎁
そして、香川県オリーブオイル品評会が行われる日です。
生産者の方が丹精こめて育て、収穫し、ていねいに絞ったオリーブオイル。
果たして香川県知事賞に輝くのは…⁉✨
明日のブログでお知らせします🐱


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オリーブといえば、15日(土)には
オリーブマイスター検定も行われます。

ビギナー検定に合格した人だけが受験できるマイスター検定。
筆記試験(チョームズイらしい)と、テイスティングの試験があり
これに合格したら堂々とオリーブ通を名乗れるでしょうね✨


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二十四の瞳映画村では引き続き映画村のひな祭りを開催中。
あわせて壺井栄文学館で、
壺井栄さんが大切にしていた立ち雛も見て行ってくださいね。



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15日(土)は
小豆島町で活躍する15人の地域おこし協力隊メンバーによる
活動報告会も開催されます⛵

残念ながらもう事前申込は締め切っていますが
申し込んだ方は隊員たちがどんな思いで小豆島に来たか、
どんな場所でどんなことに取り組んでいるか
しっかり聞いてきてくださいね〜🐱



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2025年02月12日

小豆島サステナブルガストロノミー「たっぷり、小豆島。」開催!

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前回、11月に開催されて大好評を博したイベント、
小豆島サステナブルガストロノミー「たっぷり、小豆島。」
ふたたび開催されます🍴✨


2月21日(金)13時30分〜(13時〜受付)
場所:国民宿舎小豆島ふるさと荘
¥:1人7,000円(税サ込)


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前回の様子


サステナブルガストロノミーとは
持続可能な食文化を表す言葉で、
食材の生産やその方法、食卓に届くまでのプロセス、また消費や廃棄にいたるまで
持続可能性の視点を大切にしていこうとする考え方。
その先には「飲食店および料理人の質と量の向上」、
「地元食材、食品産業の活性化」を見据え、島の課題である食と宿泊の充実を図る取り組みです。


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前回は山形からアル・ケッチャーノの奥田政行シェフを迎え
開催された「たっぷり、小豆島。」。

今回お招きするのは「Ristorante AQUA PAZZA」の日高良実シェフで、
小豆島食材を使ったイタリア料理を味わうことができます。


予約は専用電話 080-4590-5508 まで。
すでに残席わずかです!お早めに〜🐱


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2025年02月08日

小豆島町に地域活性化起業人が着任!

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今月、小豆島町にはじめての地域活性化起業人(きぎょうじん)が派遣されました🚩

地域活性化起業人
青木賢二さん
派遣元企業:株式会社JTB


地域活性化起業人とは、総務省が推進する地方創生の施策の一つで
三大都市圏の企業と地方圏の自治体が協定を結び、
社員を地方自治体に一定期間(6か月から3年)派遣する制度。
派遣された社員は、地方自治体が取り組む地域課題に対して
専門的なノウハウや知見を生かしながら即戦力人材として取り組み、地域活性化を図ります。


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大江町長によると
「昨年8月、小豆2町と株式会社JTB様をはじめとする民間事業者とで
“20年先の小豆島をつくるプロジェクト”を発足しました。
このプロジェクトの推進にあたり、JTB様に
地域活性化起業人を活用した人材派遣をお願いし、
快諾いただいて今回の派遣が実現しました」とのこと。


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青木さんは、
・「20年先の小豆島をつくるプロジェクト」全体の推進
・将来的な小豆島町の担い手の育成(STEAM教育の普及)
・島内若年層に対する、経営や先端技術を活用したビジネスなどの実践の機会の創出
などに取り組んでいくことになります。


地域おこし協力隊だけでなく地域活性化起業人も加わり、
さまざまなキャリア、多様な専門知識をもった人が
それぞれの知見を生かして課題解決に取り組んでいる小豆島町。
これからどんなふうに進化していくのか楽しみです✨



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2025年02月07日

土日の小豆島(2/8、9)

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最強寒波が到来した今週、
さすがの小豆島も寒い日が続きました。
でも、暦の上ではもう春。
少しずつ春らしい話題も届いてきています💠💠💠


二十四の瞳映画村では、毎年恒例の
映画村のおひなさまを明日2月8日(土)から
旧暦のひなまつりである4月3日(木)まで開催します。

海岸のそばにある「漁師の家」に、
昭和初期のひな人形が展示されます。
今ではめずらしい豪華7段飾り✨
お人形さんのお顔も今とは雰囲気が違ったりと、見ごたえがありますよ。


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二十四の瞳映画村内、壺井栄文学館でも
同じく2月8日(土)〜4月3日(木)の間、
壺井栄のおひなさまを開催。
壺井栄さんが大切にしていた「立ち雛」を展示します。
明治の終わりから大正初期頃のものとされるこのひな人形は
素朴な愛らしさがあります💕






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2025年02月06日

小豆島町地域おこし協力隊/みなとの活性化推進員

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今月、小豆島町に新しい地域おこし協力隊員が着任しました。

みなとの活性化推進員
村上扶希さん


滋賀県大津市出身で、これまで
スターバックスジャパンで6年勤務したほか
京都で旅館の立ち上げから関わり支配人まで務めた経験があります。

大江町長からは
「これまで培ってきたホスピタリティや企画力を発揮して
さかてらすが多くの観光客にとって
すばらしい体験を提供し、記憶に残る島のシンボルになるように
取り組んで行ってもらえたらと思います」
と激励の言葉がかけられました。


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「よく事業においてはが大切と言われますが、
人だけでは不十分で、そのが活躍できる現場の仕組み作りも重要だと
これまでの経験で学びました。
坂手も、もうすぐ新しいターミナルができ、さらに今年は瀬戸芸と万博という年で
このチャンスを逃さないよう、最大限生かせるような仕組みを作っていけたらと思います」


京都の旅館の立ち上げにおいても、
最初の3年間は手探りで
いろいろと試行錯誤しながら軌道に乗るまでにもっていったそう。
「地域おこし協力隊の任期も最大3年で、それを考えると
私の役割というのは何か大きな仕掛けをするというよりも
今後さかてらすがうまく機能していくための土台作りなんだと思っています」


これまで接客業に携わってきたからか
相手のことをよく見て、
周囲の状況を冷静に観察して、
言葉を発している印象を受ける村上さん。
さかてらすのオペレーションを軌道に乗せて
次に引き継ぐための基盤を作る3年間、という言葉に覚悟と熱意を感じました。


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先月、おなじくみなとの活性化推進員として
地域おこし協力隊に就任した松島悠友さんと一緒に
坂手を盛り上げていってくださーい❗❗



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