小豆島へ移住する人は年々増え続けています。
令和6年度の移住者数は、土庄町と小豆島町をあわせて373人。
香川県では県庁所在地である高松市の736人に次いで2番目に多い人数となっていて、
その移住者の中には、もちろん外国人も含まれています。
令和6年度の移住者数は、土庄町と小豆島町をあわせて373人。
香川県では県庁所在地である高松市の736人に次いで2番目に多い人数となっていて、
その移住者の中には、もちろん外国人も含まれています。
小豆島に移住してくる外国人のなかには、
海外でキャリアを積んだのちに、穏やかな瀬戸内で暮らしたいと
家族やパートナーとともに移住してくる人もいますが、
近年増えているのが食品製造業などの会社で働く単身者。
毎年4月に行われている小豆郡の合同入社式でも、
かなり外国人の姿が多く見られるようになりました。
令和6年度合同入社式の様子
小豆島で暮らす外国人を、地域の一員として迎え、
多文化共生のコミュニティ作りを目指して活動するのが、一般社団法人LINGO。
代表の喰代(ほおじろ)さんに話を聞きました。
多文化共生のコミュニティ作りを目指して活動するのが、一般社団法人LINGO。
代表の喰代(ほおじろ)さんに話を聞きました。
「今、豊島も合わせた小豆郡に住んでいる外国人は約400人になっています。
LINGOでは、日本語教室を開いたり外国人同士の交流イベントを行ったりしていますが、
積極的にそういう活動に参加してくれる人もいれば、
あまりほかの人とのつながりを持っていない人もいます。
他人と関わらずに孤立してしまうと、これは外国人に限らないことですが、
いざというとき、とくに災害時などに必要な情報を得られず取り残されてしまう可能性があるんです」
そうならないためにも、できるだけ多くの外国人島民が
外国人同士はもちろん、日本人島民ともかかわりを持って
地域コミュニティの一員として生活してほしいと喰代さんは言います。
LINGO代表 喰代伸之さん
喰代さんは2020年から2023年まで、小豆島町の地域おこし協力隊員として活動。
その後は、学習塾を経営するかたわら
2024年にLINGOを立ち上げて多文化共生コミュニティ作りに取り組んでいます。
その後は、学習塾を経営するかたわら
2024年にLINGOを立ち上げて多文化共生コミュニティ作りに取り組んでいます。
「小豆郡に暮らす外国人は約400人と言いましたが、
人口全体に対する比率でいうと1.6%くらい。
ですが、日本人の人口が少ない20〜30代だけで見ると
10%ぐらいになっているんです。
それだけ、働き手としては大切な存在になっているんです」
喰代さんが危惧しているのが、育成就労制度という新しい制度。
これまでの技能実習の制度とは違って自由に転職できるようになるので
一度小豆島で就職した外国人も、より条件のいい都市部へ出て行ってしまう可能性が高くなるんです。
中山千枚田の虫送りで使う火手作りを通して、小豆島の伝統や文化に触れる
そうすると島の働き手不足はさらに深刻に・・・。
それを少しでも防ぐために、給与などの条件だけで働く場所を選ぶのではなく
小豆島自体の魅力を感じてもらって、小豆島で働くことを選んでほしい。
そういう思いから、さまざまな交流活動などを企画しているんだそうです。
「育成就労制度の運用開始による外国人労働者の流出、
それにともなう深刻な働き手不足への懸念があるということを
行政、企業、外国人もみんな一体となって
みんなが当事者として一緒に考えていく、その温度感を共有することがまずは大切」と喰代さん。
LINGOの活動、これからも注目していきます🐱



