今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では
小豆島霊場会副会長で小豆島霊場第77番歓喜寺住職の
河野宏宜さんにご出演いただき、
小豆島霊場や、明日行われる島開き法要についてお話しいただいています。
「小豆島霊場はもともと、弘法大師空海上人が
お生まれになった讃岐の地から京都へ学びに行く途中に小豆島へ立ち寄って
山岳修業をされて、そのご霊跡をのちに霊場としたのが小豆島霊場だといわれています」
第1番 洞雲山
「小豆島霊場の特徴としては、一般のお寺のほかに
地区の小さな庵やお堂、それに山の上にある洞窟もあるのが特徴です。
お参り自体は江戸時代ごろからされていたようですが、
霊場会という組織ができたのは明治から大正にかけてとされています」
その、小豆島霊場会が毎年1月21日に行っているのが、島開き法要。
島外のお遍路団体さんを港でお迎えし、
霊場会寺院のお坊さんや島の信徒さんたちと一緒に
港から霊場会総本院まで歩き、
総本院にて法要をとり行います。
「小豆島霊場は昔から、香川や岡山、鳥取、兵庫、遠くは北陸から
毎年同じ団体で同じ時期にお参りに来るというのが風習としてありました。
農閑期を利用して来ることが多く、
2月はこの団体さん、3月はこの地域の方々、など
どの団体がどの時期に来るかもだいたい決まっていました。
いちばん遅いのが京都の団体さんで5月頃。
この京都の団体さんは浴衣姿で来られいたので
浴衣遍路が終わったら今シーズンのお参りも終わりだなと
島では言われていました」
その、最初の団体さんをお迎えし、
今年のお遍路シーズンの始まりを告げる行事が島開き法要なんですね。
そうやって毎年同じ時期に訪れるお遍路さんとは
自然と顔なじみになっていくもの。
ご住職だけでなく、奥さまやご家族の方とも親しくなって
「今年もお参りに来ましたよ」
「元気な顔が見られてうれしい」と、
毎年お参りするたびに挨拶できる親しみやすさも小豆島霊場の特徴です。
「明日は、土庄港で霊場寺院住職と地区の方がお遍路さんをお迎えして
港からお練りをして霊場会総本院まで歩き、
一年のお遍路さんの道中の安全、そしてそれぞれの家内安全を祈念して
総本院2階で島開き法要をとり行います。
そのほか、2月からはふれあい徒歩大巡行、
秋にはふれあいバス巡行といったお遍路行事、
11月3日には万灯万華会といった行事も予定しています。
これまで機会のなかった方も、ぜひ今年は小豆島霊場にお参りください」
小豆島霊場会
土庄町西本町甲6134-2
0879-62-0227
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