2026年01月13日

オリーブオイルの官能評価/小豆オリーブ研究所

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今日の瀬戸内しまラジ!では
香川県農業試験場小豆オリーブ研究所
主任研究員の木下和也さんにご出演いただき
小豆島のオリーブオイルや、
オリーブオイルの官能評価についてお話しいただいています。


「小豆オリーブ研究所は、香川全域のオリーブ振興のために
オリーブを研究している施設で
オリーブの栽培や品種の選抜、病害虫の調査、そして官能評価をしています。
生産者さんから栽培やオイルについてなんでも相談してもらえて
それに対してなんでも答えられるような頼れる研究所でありたいと思っています」



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そんな小豆オリーブ研究所内にあるのが、官能評価室
毎年開催されている香川県オリーブオイル品評会で
審査員による官能評価、つまり
実際にオイルを口に入れての味や香りの評価が行われている部屋です。


「スペインにIOC(インターナショナルオイルカウンシル)という
オリーブに特化した機関があるんですが、
そのIOCの認定を受けた施設はアジアには3つしかなくて、
そのうち2つが日本にあり、その1つがここ小豆オリーブ研究所の官能評価室です。
IOCの認定を維持するために、毎年2月に申請して5月から6月に試験を受け、
11月30日に承認されるというのを毎年繰り返しています。
化学的な評価とあわせて官能評価をやらないと、
オリーブの正しい評価はできないので、
これを維持することが香川のオリーブにとって大切だと思っています」


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香川県には知事から委嘱を受けた官能評価員が現在24人いますが、
その官能評価員のチームのことを「官能評価パネル」と言います。
評価員一人ひとりが、AOCS(アメリカ油化学会)の実施する試験や
IOCによる認定試験を受けて、官能評価員として認定されています。


「官能評価は人間が味の評価をするものなので、
人によって感じ方にばらつきがあるのでは?と思われるかもしれませんが、
官能評価員は長年の研修を経て感覚を磨いているため
同じオイルに対する評価が大きく異なるということはありません」


官能評価は単においしいかどうか、というものではなく
香りや味を数値で評価するとても繊細でシビアなもの。
その詳しい方法については、明日のブログでご紹介します。


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また、香川県では県独自の品質基準を設けていて、
その基準をクリアした高品質なエキストラバージンオリーブオイルに
「かがわオリーブオイル」の認定マークを付与しています。

IOCの基準をクリアしたものは「スタンダード」と呼ばれ、シルバーのマークが、
さらに厳しい基準をクリアしたものが「プレミアム」でゴールドのマークが
製品に付けられているので、ぜひそれも参考に選んでみてください。


「近年香川県以外でもオリーブの生産が盛んになっているため
栽培面積のシェアはだいぶ下がってきていますが、
果実生産量ではまだ全国シェア85%を占めています。
同時に、オリーブを用いた製品も高品質を維持して、
日本のトップランナーであり続けたいと思っています」


最後にお決まりの質問を、、、木下さんのおすすめのオリーブオイルの食べ方は?
「焼き鳥の塩に、完熟系のマイルドなオリーブオイルをかけるとおいしいです」
とのこと。

ぜひ試してみてくださーい🐱



posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☀ | TrackBack(0) | ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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