今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では
小豆島町商工観光課の中川有里さんにご出演いただき
ベストツーリズムビレッジ認定についてお話しいただいています。
「ベストツーリズムビレッジとは、
国連世界観光機関が、観光を通じて自然や文化遺産を保全し
持続可能な観光地作りに取り組むすぐれた地域を認定するものです。
人口15000人以下の地域が応募できるもので、
農業、林業、漁業といった第一次産業がその地域の重要な景観となっていることも条件となります」
2021年から始まり、2025年現在で182の地域が選ばれているこのベストツーリズムビレッジ。
日本では、今回選ばれた4地域を加えて12地域が認定されています。
「今回日本で認定されたのは、
小豆島町、土庄町、和歌山県高野山、奈良県明日香村の4地域です。
世界的な基準で、こうした地域と並んで小豆島が選ばれたことが
本当にうれしく思います」
「今回の申請にあたり、小豆島町は“離島”をキーワードにしました。
離島というのは悪天候時には閉鎖的になることもありますが、
海というものが小豆島にとって新しいものを運んでくれるものであり、
現在島の主要産業となっている塩や醤油、オリーブも海を通じて運ばれてきました。
新しいものを守って育てるということは
自分たちの手で挑戦し続けるしかないんです。
離島で生きるという、昔からの人々の営みがもっていた
自然と資源を守りはぐくんでいく、そして新しい風を吹かせていく、
そうした循環が、昔から小豆島では大切にされてきたんですよね。
それを、小豆島町の特徴として申請しました」
香川県庁での認定報告会
世界から小豆島町がどんなふうに評価されたのか、気になりますよね?
小豆島町へのコメントが掲載されています。
「1つめは、“島はひとつ”の観光推進です。
小豆2町で観光ビジョンを策定し、それに向かって持続可能な観光推進に取り組んでいますが、
これによって複雑な課題にも明確な目的をもって対応し、
観光が負担になるのではなく観光によって持続可能な未来を築きつつあるという点です。
2つめが国際基準による持続可能な観光推進です。
小豆島はグリーンデスティネーションのシルバーアワードを受賞しています。
そうした受賞歴もさることながら、地域や人々が大切にしてきた、
あるものを守りながらおもてなしの観光を育んでいくという価値観が育まれている点です。
3つめが、海と離島の暮らしから生まれる観光推進です。
離島として、海上交通の要衝として、
小豆島は海を通じて運ばれてきた産業や文化を現代の観光コンテンツに生かしています。
また、3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭が地域の価値を高めていて、
それらが訪れる人にはかけがえのない体験となり、
住む人には誇りとなっている、
この島ならではの観光の形だとコメントいただいています」
「今回の認定は、今まで島の人々が自然や文化と自分たちの暮らしの調和を守りながら
積み重ねてきた結果で、
島のみなさんの、これまでと、そして今の努力が評価されたものだと思います。
私たちは、普段島に住んでいると、今あるもののすばらしさが当たり前になってしまっているところがありますが
この認定を機に、まずは島のみなさんに
小豆島は素晴らしいところで世界からも認められている場所なんだと知ってほしいと思います。
また、みなさんの誇りや一体感を高めていくことで
世界中の人に来てもらえるような持続可能な島作りを進めていけたらと思っています」



