2025年06月10日

小豆島の食の魅力が満載/カルチバ

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今年4月、草壁港のすぐそばにオープンした創作和食の店、カルチバ
インパクトのある建物、おしゃれな内装、そして素敵なお値段でも注目を集めていますが、
今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では、そんなカルチバのオーナーで
株式会社TASTE THE ISLAND代表の西本真さんにご出演いただき
カルチバというお店に込めた思いやコンセプトについてお話しいただいています。


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まずみんなが気になっている、店名「カルチバ」の由来とは?

「もともと英語のcultivate(カルチベイト)が語源になっています。
田畑を耕すとか人を洗練させるという意味があるんですが、
小豆島の食材を使って、生産者さんたちと一緒にこの場所を耕していきたいという思いを込めて
カルチベイトする場、カルチバと名付けました」


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西本さんは、みなさんご存知の小豆島の人気店「UCHINKU」も経営しています。
UCHINKUがオープンして9年、
もともと小豆島の食材を意識して使っていましたが、
より小豆島の伝統産業、生産者、そして瀬戸内の魚にフォーカスをあてたお店を作りたいと
カルチバをオープンさせました。

「基本的には小豆島産のもの、お肉など島内で手に入りにくいものは香川県産を使って
島の食材を堪能してもらえる飲食店になっています。
さらに、食べたものがその場で買えるように、また、香川県のいいものを知ってほしいということで物販コーナーも充実させました。
テイクアウトの窓口では、当店オリジナルのソフトクリームが2種類、
醤(ひしお)トマトと“さぬきのめざめ”というアスパラガスを用意しています。
また、小豆島には“かきまぜ”という郷土料理があるんですが
ヤマロクの醤油で味付けしたかきまぜのおにぎりもテイクアウトできます」


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小豆島のお魚御膳3,190円


「料理はランチ、ディナーともに御膳スタイルで提供しています。
御膳は3種類あって、
一つ目は瀬戸内の魚を使った御膳
旬の魚を刺身とフライ、炙り焼きの3種類用意し、
それを普段味わえないような3種類のソースで食べてもらうものです。
二つ目はヤマロク醤油のもろみで味付けした鶏肉の唐揚げと天ぷらの御膳
これも3種のソースで味わうことができます。
三つ目は、当店のために作ってもらった太口の生そうめんと
島のエビでとったビスクスープをあわせ、
そこに島の生ハムを添えたビスク生そうめんです」


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島エビのビスクそうめん御膳3,465円


カルチバは11時から20時まで、中休憩なしで営業。
定休日も「1月1日は休むかな…」と、今のところ無休の予定です。

「僕も移住者ですが、島の課題を自分なりに考えています。
島の飲食店は休業日が多いとか、ランチとディナーの間の休憩のために食べられなかったという話を聞くなかで、
じゃあカルチバでそれを解決するためにはどうすればいいかと考えて
このスタイルになりました」

しかも店内の席数は43席。バス旅行の団体客も受け入れられる広さです。

「そのほか、島の子どもたちに食に興味を持ってもらいたいという思いもあります。
小豆島には高校までしかなく、大学進学で一人暮らしをする子がほとんどですが
何か課外授業のような形で僕たちが教えてあげられることがあればと思っています。
また、この店で働くスタッフも夢や目標を持って働いている人が多いので
そういう一人ひとりの目標を達成できるような店でありたいと思います」


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島の食産業や観光業、子どもたちへの食育など
さまざまな課題を少しでもよくするために自分たちに何ができるかを考えた結果
カルチバは生まれました。
取材ではまだまだたくさんのことをお聞きしましたが
物販やテイクアウトメニューについてはまた後日お知らせします〜🐱


カルチバ
小豆島町草壁本町615-25
0879-62-8061
営:11時〜20時(17時まではランチタイム、17時以降ディナータイム)
休:無休(1月1日を除く)
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posted by しまラジ! at 07:00| 香川 🌁 | TrackBack(0) | ○グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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