2025年05月06日

芸門 -GATE- 公演「大女優と七人の三文役者」

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以前もこのブログでお伝えしましたが、
5月30日(金)、31日(土)、6月1日(日)の3日間、
中山農村歌舞伎舞台で現代劇の公演が行われます。

これは、2018年に肥土山農村歌舞伎舞台で「サナトリウムの春」を演じた
劇団「芸門 -GATE-」による6年ぶりの小豆島公演。
主催の佐藤良洋さんは、「小豆島を演劇の島に」という熱い思いを持って
このプロジェクトを続けています。


今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では
劇団 芸門 -GATE- 主宰で俳優、脚本家として活躍する
佐藤良洋さんにご出演いただき
今回上演する作品の見どころなどをお話しいただいています。


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写真提供:芸門

「小豆島で芝居をやることになったのには
いろいろな理由があったのですが
ひとつには“演劇が根付いた地域をつくりたい”という思いがありました。
小豆島は幕末から昭和初期頃まで歌舞伎の島として知られていて
お芝居が身近にある島だと言えると思います。
そういうこともあって小豆島で演劇がやりたいと思うようになり、
たくさんの人のサポートのおかげで2018年に最初の公演が実現しました」



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過去の小豆島公演の様子(写真提供:芸門)


今回上演するのは
「大女優と七人の三文役者」という作品で、小豆島を舞台にしたオリジナルの脚本です。

🚩上演日時
5月30日(金)18時〜
5月31日(土)@14時30分〜 A18時〜
6月1日(日)14時30分〜
上演時間は約2時間ほどだそうです🎠


チケットは芸門のHPからオンライン予約ができるほか
島内では小豆島観光協会、せいけんじカフェ、金両前のガソリンスタンド、TUGBOOKS、Fine Port Galleryにて紙のチケットも購入可能。
オンラインでは日時指定で予約をし、当日会場で支払いをします。
紙のチケットは日時指定がないので、3日間4公演のどこを見に行ってもOKです。


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過去の小豆島公演の様子(写真提供:芸門)


気になるその内容は…

「小豆島で生まれ育った女の子が大女優になって帰ってくるという話です。
その主人公は中山の舞台で演じるのが夢だったんですが
いざ公演目前というときにになって、東京から一緒に来る予定だった役者がみんな食中毒になっちゃうんです。
でもどうしても実現させたいということで
急遽小豆島でオーディションをして、それで集まったのが七人の三文役者だったんです。
その後もいろんなトラブルや事件が起こって、はたして無事に公演は実現するのか…?
みたいなお話です」

この演目、東京でも上演されていてとても好評だったそう。
すでにオンライン予約では、東京にお住まいの何十人もの方が
小豆島公演を予約しているそうですよ🎪



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中山農村歌舞伎舞台


「普段僕たちがやっている劇場とは違って
中山の舞台は野外で、客席も声が聞こえやすいようになだらかな斜面になっていて。
そういうところに立ってみたいという役者もたくさんいます。
それに小豆島では、演劇を見る機会が少ないですよね。
東京からプロの役者が何人も来て上演する機会もめったにないと思います。
中山の舞台は野外だから、どうしても雨が降ったら中止ということがあって
そのためにこれまでもたくさんの役者さんが
ここでやりたいと思いながらも断念してきたと聞いています。
でも、秋の奉納歌舞伎のときしかこの素晴らしい舞台が開かないのももったいないですよね」


たしかに、そうなんです。
雨で中止になったら大赤字💦
それでも、そのリスクを背負ってでも
やる価値があると佐藤さんは考えています。

役者のみなさんが約2週間、小豆島に滞在して稽古をし、本番を迎えますが
その旅費と滞在費だけでもかなりの金額💴
それを補うために、先月末までクラウドファンディングを実施していましたが
見事目標金額を達成しました✨✨✨


最後に佐藤さんからメッセージを🎤

「小豆島で6年ぶりの舞台公演です。
ひとりでも多くのお客さまに見に来ていただき
改めて島の魅力と演劇の魅力をお届けできればと思います。
会場ではお弁当を食べながら見ていただいても、
車の運転がなければお酒を飲みながら見ていただいても構いません。
一緒に2時間楽しい時間を過ごせたらと思いますので
ぜひお誘いあわせのうえお越しください!」

オンライン予約は「芸門」HPから🎵


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posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☔ | TrackBack(0) | ○イベント・お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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