昭和ノスタルジックな木造建築を背景に
12匹のこいのぼりが雄大に泳ぐ姿を見られるのもあと10日ばかり。
先日、二十四の瞳映画村を訪れたとき
観光客のみなさんは一様にカメラを構えて
青空の中を泳ぐこいのぼりを写真に収めていました。
12匹のこいのぼりが雄大に泳ぐ姿を見られるのもあと10日ばかり。
先日、二十四の瞳映画村を訪れたとき
観光客のみなさんは一様にカメラを構えて
青空の中を泳ぐこいのぼりを写真に収めていました。
映画村の中にあるギャラリーKUROgOでは、先週から新しい企画展が始まっています。
金甘蔗映画祭 Golden Sugarcane Film Festival
7泊8日、途切れず、映画製作の夢に挑戦を!
「現地撮影」「現地編集」「現地発表」
4月19日〜8月30日(土)
2006年に設立され「100%の自由、100%の甘さ」を理念とする台湾金甘蔗映画祭。
甘蔗とはサトウキビのことで、
金のサトウキビ映画祭、またはサトウキビ映画祭とも呼ばれています。
ギャラリーの壁には20年にわたる映画祭の
歴史を振り返る年表が貼り出されているほか
パンフレットやチラシなども展示されています。
パンフレットやチラシなども展示されています。
また、「現地撮影、現地編集、現地発表」というスタイルを貫いてきた金甘蔗映画祭は
映画制作関係者と地元の人々が繋がって共に制作することで
地域の特性が映画に溶け込んでいることも特徴。
ギャラリー奥のスペースでは映画祭の過去の受賞作も上映されているので
時間があればぜひ見てみてください。
映画祭のグッズもいくつか展示されていて、そのなかにはパスポートのようなものも。
これは、映画祭が10周年を迎えたときに
自らの国旗、国歌、パスポートを持つ「甘蔗共和国」を設立したことに由来するもの。
国家として認められていない台湾は、現在開催されている大阪関西万博に
国家館として参加することができません。
そんな現状を背景に、さまざまな地域でこうした展示を行い
国境を越えて映画を通した文化交流を図ろうとしています。
これは、映画祭が10周年を迎えたときに
自らの国旗、国歌、パスポートを持つ「甘蔗共和国」を設立したことに由来するもの。
国家として認められていない台湾は、現在開催されている大阪関西万博に
国家館として参加することができません。
そんな現状を背景に、さまざまな地域でこうした展示を行い
国境を越えて映画を通した文化交流を図ろうとしています。
展示されている年表や映像はすべて台湾の言葉なので
日本人には理解が難しいかもしれませんが
言論の自由、創作の自由を掲げて活動する台湾の映画人のエネルギーを感じられるのではないでしょうか。
日本人には理解が難しいかもしれませんが
言論の自由、創作の自由を掲げて活動する台湾の映画人のエネルギーを感じられるのではないでしょうか。
≪関連記事≫