2025年04月15日

菜の花にこいのぼり、アート…春の映画村は見どころ満載

230410_映画村 (39)00.JPG


今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では
二十四の瞳映画村有本裕幸専務理事にご出演いただき
この季節の映画村の見どころをお話しいただいています。


「この時期の映画村といえば、
満開の菜の花とこいのぼりのコラボレーション✨です。
今年は3万5000本、ちょっと背が低めですけど
きれいに咲いてくれました」


250404_映画村 (4)00.JPG


そして今年は、瀬戸内国際芸術祭2025の新作も登場します。

「映画村では、2016年に清水久和さんの『愛のボラード』という作品、
そして2019年に入江沙耶さんの『漁師の夢』という作品が設置されました。
今回新しく登場するのは、尾身大輔さんの『ヤザイモン蛸』という新作アートです」


“ヤザイモン蛸”とはどうやら香川県に伝わる怪談のようで、
その昔、八左兵門という男が
岩の上で昼寝をしている大ダコの足を
毎日1本ずつ切り落として持ち帰っていたが、
最後の1本を切ろうとするとタコが目を覚まし海に引きずり込まれたという…
そんな話をモチーフに、尾身さんは大きな木彫のタコの作品を制作しました。


尾身さんといえば、前回2022年の瀬戸芸で三都半島の「ヒトクサヤドカリ」が話題になりましたね。
前回は大きな木のヤドカリ、今回はタコです💡


230222_映画村 (18)00.JPG


設置される場所は、映画村に入って敷地を一番奥まで進んだところ、
海の前にある大きな釜のところだそう。

海と空を背景にした巨大なタコは
どんな格好で私たちを迎えてくれるのでしょうか。


「タコって八本足で、末広がりの八、縁起がいいですよね。
きっと外国の方にも見て楽しんでいただける作品になると思うし、
小豆島を舞台に撮影された映画『八日目の蝉』の八にもかかっていますよね」

なるほど、そういう意味でも小豆島にとっていい作品だと言えますね。

「この作品にあわせて、映画村のカフェ“シネマ倶楽部”では
たこっと丼という新メニューの提供を始めました。
タコづくしのメニューになっているのでこちらもぜひご賞味ください」




231022_映画村kurogo (23)00.JPG


この「ヤザイモン蛸」を鑑賞するためには、映画村の入村料が必要です。

「芸術祭のパスポートを持っている人には割引もあります。
入江沙耶さんの作品も敷地内に展示しているので、
そちらもぜひあわせて鑑賞してください。
映画村には路線バスで来ることもできますし、
芸術祭の期間中は臨時バスも利用できます。
また、オリーブビーチから渡し舟が出ているので
天気のいい日はそちらもぜひご利用ください」


渡し舟の運行は映画村のHPから確認できます。
映画村HPでは昭和100年を記念した新しいPVも見ることができますよ〜🎥


≪関連記事≫

posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☁ | TrackBack(0) | ○二十四の瞳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック