3月もあと残すところあと1日となりました。
出会いと別れの春。
4月から新しい環境に身を置くという人も多いと思います。
出会いと別れの春。
4月から新しい環境に身を置くという人も多いと思います。
そんな巣立ちを迎えた小中学生たちと一緒に
今年も卒業遍路が行われました。
今年も卒業遍路が行われました。
3月というのに寒霞渓に雪が積もるほど冷え込んだ3月19日早朝、
島内のあちこちから集まってきた小中学生。
この春小学校と中学校を卒業する6年生と3年生、あわせて25人が参加しました。
島内のあちこちから集まってきた小中学生。
この春小学校と中学校を卒業する6年生と3年生、あわせて25人が参加しました。
坂手の一徳庵を出発して、まずは目の前にある10番西照庵にお参り。
お経の唱え方やお参りの作法など基本的な説明を受け、
みんな経本を見ながら慣れない様子で般若心経をお唱えしていました。
それから8番常光寺、7番向庵とお参りしたら一気に碁石山まで上がります。
結構な坂道だけど、さすがみんな体力ある
予定よりかなり早く2番碁石山に到着。
結構な坂道だけど、さすがみんな体力ある
予定よりかなり早く2番碁石山に到着。
碁石山では、これもほとんどの子がはじめて体験する護摩炊き。
護摩木がバチバチと燃え始めると
興味津々で見入っていました。
護摩木がバチバチと燃え始めると
興味津々で見入っていました。
それから1番洞雲山、2番隼山と山岳霊場を続けてお参り。
少し太陽が出る瞬間もありましたが曇っている時間が多く、
昼になってもなかなか気温が上がりません。
寒くてテンションも下がっちゃうかな…と心配しましたが
ときに黙々と、ときに友だちと他愛ないおしゃべりをしながら
しっかり力強く歩き続けていました。
少し太陽が出る瞬間もありましたが曇っている時間が多く、
昼になってもなかなか気温が上がりません。
寒くてテンションも下がっちゃうかな…と心配しましたが
ときに黙々と、ときに友だちと他愛ないおしゃべりをしながら
しっかり力強く歩き続けていました。
山を降りて、3番観音寺、そして坂手港を過ぎて4番古江庵。
これまでの山の景色から一転、海沿いを歩きます。
小豆島遍路は、1日の歩き遍路のなかでも山、海、集落と、
次々に景色が変わっていくのも魅力一つです。
これまでの山の景色から一転、海沿いを歩きます。
小豆島遍路は、1日の歩き遍路のなかでも山、海、集落と、
次々に景色が変わっていくのも魅力一つです。
このころになるとみんなの般若心経を唱える声も大きくなり、自信をもって唱えられるように。
そしてこれだけ歩いてもまったく疲れた様子がないですね。
多分、一人だともうとっくにやーめた、となっているかもしれません。
仲間と一緒だから、これだけの高低差、長い距離を歩いても
疲れていても次の一歩が踏み出せるんじゃないでしょうか。
そしてこれだけ歩いてもまったく疲れた様子がないですね。
多分、一人だともうとっくにやーめた、となっているかもしれません。
仲間と一緒だから、これだけの高低差、長い距離を歩いても
疲れていても次の一歩が踏み出せるんじゃないでしょうか。
田浦半島を歩いて、5番堀越庵から最後は6番田ノ浦庵へ。
ここにきての山越え。
「馬立」と呼ばれる、急な山道を上って
半島の反対側の海岸に向かって行きます。
ここにきての山越え。
「馬立」と呼ばれる、急な山道を上って
半島の反対側の海岸に向かって行きます。
ここはさすがに「きつい」「しんどい」という声も聞こえましたが
誰も立ち止まったり大幅に遅れたりすることなく歩き続けました。
誰も立ち止まったり大幅に遅れたりすることなく歩き続けました。
予定より1時間近く早く全行程を終了した今年の卒業遍路。
若者の体力が大人の想定を大幅に上回っていたということですね。
寒い中でしたが、お遍路、お参り、山登りといろいろはじめての経験をして
参加者それぞれがいろんなことを感じてくれたと思います。
また3年後、中学校や高校を卒業するときにも参加してねー!
おつかれさまでした🐱