2月27日、チョキチョキ遍路に参加してきました。
昨年の3月以来、まったく歩いていなかったワタシ。
昨年の3月以来、まったく歩いていなかったワタシ。
いきなり山岳霊場の険しい山道を歩くのは厳しいですが、
今回のチョキチョキは、草壁〜西村〜三都半島の薬師堂までの、比較的平坦なコースで
リハビリにはぴったりでした。👣👣
今回のチョキチョキは、草壁〜西村〜三都半島の薬師堂までの、比較的平坦なコースで
リハビリにはぴったりでした。👣👣
最初は草壁、21番清見寺(せいけんじ)。
1663年に建てられたという本堂の中に入らせていただき、
ご住職からいろいろなお話を聞くことができました。
1663年に建てられたという本堂の中に入らせていただき、
ご住職からいろいろなお話を聞くことができました。
本堂の壁には木彫りの十六羅漢像、
格子戸には十二支の絵が描かれていて、建立当初からある古いものだそう。
ほかにも曼荼羅の掛け軸や釈迦涅槃図など、貴重な文化財もたくさんあるそうです。
チョキチョキ遍路では、本堂に入らせてもらったり住職にお話を聞くことができたりと
ひとりでお参りするときにはなかなかできない体験ができるのも魅力です✨
次は19番木下庵(きのしたあん)。
薬師如来が祀られているお堂は、
小豆島霊場のなかで一番新しいお堂(多分)だそうです🏠
薬師如来が祀られているお堂は、
小豆島霊場のなかで一番新しいお堂(多分)だそうです🏠
今回のコースは住宅地のなかを歩くことも多く、
畑に咲いた梅の花に癒されたり
オリーブ畑越しの海という小豆島らしい景色を楽しんだりと
心に余裕のある歩き遍路となりました。
畑に咲いた梅の花に癒されたり
オリーブ畑越しの海という小豆島らしい景色を楽しんだりと
心に余裕のある歩き遍路となりました。
22番峯之山庵(みねのやまあん)は丘の上にあります。
これは庵の上にある墓地からの眺め。
すぐ下には星城小学校、その向こうに内海湾。
ちょうど体育の時間で、子どもたちの元気な声が聞こえてきます。
なんてのどか…
この自然のなかで、島の人たちの暮らしのなかで、
ずっと昔からこの庵は変わらず在り続けているんだなと
なんだか感慨深い思いになりました。
これは庵の上にある墓地からの眺め。
すぐ下には星城小学校、その向こうに内海湾。
ちょうど体育の時間で、子どもたちの元気な声が聞こえてきます。
なんてのどか…
この自然のなかで、島の人たちの暮らしのなかで、
ずっと昔からこの庵は変わらず在り続けているんだなと
なんだか感慨深い思いになりました。
峯之山庵からすぐ、23番本堂。
昔は、清見寺や栄光寺、安養寺など内海にあるお寺が集まって法要などをするときにここを使っていたそうです。
以前行われていた花まつりでは、ここの境内に象さんを引いてきていたとか。
昔は、清見寺や栄光寺、安養寺など内海にあるお寺が集まって法要などをするときにここを使っていたそうです。
以前行われていた花まつりでは、ここの境内に象さんを引いてきていたとか。
24番安養寺(あんようじ)。
こちらでは、本堂で瞑想を体験しました。
こちらでは、本堂で瞑想を体験しました。
仏教の瞑想には、
阿字観(あじかん)、阿息観(あそくかん)、月輪観(がちりんかん)など
さまざまな瞑想法があるそうですが、今回行ったのは数息観(すそっかん)という
初心者でもチャレンジしやすく時間もかからない方法。
深く息を吸って吐く、このひと呼吸で1、
また深く息を吸って深く吐く、このひと呼吸で2、と、
ひと呼吸ごとに数を数えていく方法です。
また深く息を吸って深く吐く、このひと呼吸で2、と、
ひと呼吸ごとに数を数えていく方法です。
言葉で説明すると簡単そうですが、余計なことを考えて雑念が入るとすぐにどこまで数えたかわからなくなり、
数を見失ったらまた1から始めないといけません。
数を数えることに集中すると、ほかのことを考えることもなく、
呼吸も自然と深くなっていく気がしました。
数を見失ったらまた1から始めないといけません。
数を数えることに集中すると、ほかのことを考えることもなく、
呼吸も自然と深くなっていく気がしました。
家でも簡単にできる方法なので、毎日の暮らしに取り入れてみてもいいですね。
ちなみに安養寺の本堂は、有名なお寺や神社の建築、改修を手がける鵤工舎(いかるがこうしゃ)によるものだそうですよ。
25番誓願寺庵(せいがんじあん)
気持ちいい竹林を抜けて
27番桜ノ庵(さくらのあん)
26番阿弥陀寺(あみだじ)では、お寺に伝わる曼荼羅について
ご住職からお話しいただきました。
ご住職からお話しいただきました。
この曼荼羅は、熊野観心十界曼荼羅(くまのかんじんじっかいまんだら)という絵画で、
全国に58枚残されたうちの一つだそう。
絵には人間が生まれてから老いるまでの一生や、
死後に閻魔様によって極楽へ行くか地獄へ行くかの宣告がなされる様、
地獄で窯茹でや血の池地獄に苦しむ様子などが描かれています。
本堂にかけられているのは複製で、間近で見ることができるので
機会があればぜひ見てみてください。
阿弥陀寺を出て、次は最後の目的地、28番薬師堂。
ここまでは比較的近い場所に密集した札所を回ってきましたが、
薬師堂まではなかなかの距離。
ここまでの7ヶ寺分の距離を足したのと同じくらい歩くことになります。
オリーブナビの手前から海岸沿いに出て、三都半島へ。
ここまでは比較的近い場所に密集した札所を回ってきましたが、
薬師堂まではなかなかの距離。
ここまでの7ヶ寺分の距離を足したのと同じくらい歩くことになります。
オリーブナビの手前から海岸沿いに出て、三都半島へ。
道はほぼ平坦で、ときどき山の中に入ったりもしますが
なかなか映える場所がなくてカメラを構えるのを忘れていました。
なかなか映える場所がなくてカメラを構えるのを忘れていました。
最後、蒲野の海岸線…ここが最後のシャッターチャンス。
この日は薄曇りだったのと、時間が夕方に差し掛かっていたので
海も空も爽快な青!とはなりませんでしたが
これはこれで情緒があっていいかも。
最後、28番薬師堂(やくしどう)にお参りして1日歩き遍路は終了。
久々にまる一日歩いて、翌々日まで足がパンパンでした…
今月は卒業遍路、それまでにもう少し歩いて足を慣らしておかないといけないな…と思った一日でした。👣👣