2025年02月09日

多様な食のニーズに対応/ベジタリアンメニュー発表・試食会

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先月、小豆島観光協会主催の
持続可能な観光の推進に向けたベジタリアン・ビーガンメニューの開発と発表・試食会が開催されました。


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持続可能な観光を推進する小豆島ですが、
観光における「食」の課題について、観光協会では以前から検討を続けてきました。
それは、とくに夜、外食できる場所が少ないという課題もありますが、
そのほかにも観光客が求める食の多様性への対応という課題もありました。

国内外から小豆島を訪れる観光客のなかには
野菜しか食べない人、それに加えてニンニクなどのにおいが強い野菜も食べない人など
さまざまな食習慣をもった人がいます。
そうした食の多様なニーズにこたえるため、
専門家による講習会などを重ねて、小豆島の事業者がベジタリアンメニューの開発に取り組みました。


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この会でメニューを発表したのは、
小豆島国際ホテル、オーキドホテル、寒霞渓ロープウェイの3社。

小豆島国際ホテルは、
白和えや握り寿司、鉄板焼きや天丼などが味わえる会席料理です。


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オーキドホテルは、小豆島産の塩とオリーブオイルで食べるサラダ仕立ての生そうめんや、
島の味噌を使った味噌煮込みそうめん。


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寒霞渓ロープウェイは野菜の旨みをルウに溶け込ませたカレー。
素揚げした野菜もトッピングされています。


このカレーは、ロープウェイ山頂駅前のフードコートで気軽に食べられます。
券売機でチケットを買って、「お肉も食べたいな」という方は
追加でオリーブ牛コロッケを買ってトッピングするのもおすすめです。


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今回のメニュー開発にあたり講習や開発者へのアドバイスを行った
フードダイバーシティの守護さん。

「ベジタリアンやヴィーガンといわれる人は世界中に5.3億人いるとされています。
日本ではめずらしいですが世界にはそれだけたくさんの人数がいるんです。
小豆島は持続可能な観光地として国内外から注目されていますが
その持続可能という枠組みのなかでも、野菜を中心とした食というのは
重要な要素になってくると思います」


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観光協会では、今回のメニュー開発にあわせて
プラントベースマークを制作。
ベジタリアン・ヴィーガン対応のメニューを提供していることが一目でわかる目印を作りました。
オリーブのイラストが小豆島らしいですね🐱


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今後、個人経営の飲食店でもこうしたメニュー開発が進んでいくと思います。
多様な食に対応することで、さらに多くの人に選ばれる小豆島になっていくといいですね。



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posted by しまラジ! at 19:00| 香川 ☀ | TrackBack(0) | ○グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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