観光が重要な産業の一つになっている小豆島において、
観光客が増えることはうれしい反面、
繁忙期はオーバーツーリズム=移動難民の問題も抱えています。
観光客が増えることはうれしい反面、
繁忙期はオーバーツーリズム=移動難民の問題も抱えています。
こうした課題を解決しようと現在進行しているのが、
自律運転船(無人運航ボート)とシェアサイクルを組み合わせた新しい島の周遊モデルです。
先日、そのモニターツアーに参加してきました⛵
高松港の桟橋からスタートします。
自律運航船というからどんな近未来的な船が登場するのかと思いきや、
現れたのはおなじみのタコタコ海上タクシー。
自律運航船というからどんな近未来的な船が登場するのかと思いきや、
現れたのはおなじみのタコタコ海上タクシー。
今回のプロジェクトで採用されている(株)エイトノットが開発した自律運航システムは
既存の小型船に後付けで搭載できるようになっているんです。
実際のシステムの機能的には、離着岸も自動で行うことができるそうですが
当面は船舶免許をもった船長さんも同乗して
離着岸は船長さんが操縦してくれます(なんとなくホッ…)
当面は船舶免許をもった船長さんも同乗して
離着岸は船長さんが操縦してくれます(なんとなくホッ…)
操縦席にはモニターがあり、船に設置されたカメラやセンサーで
周囲の船や浮遊物を感知してモニターに表示しています。
この日は海が少しモヤっていたのが
すごく幻想的できれいだった・・・✨
少し沖に出るまでは船長が運転していましたが、途中から自律運航に切り替えて航行。
人が運転しているのとまったく変わらない乗り心地で、
船長がハンドルから手を放しているのを見なければ
自動運航だとはまったくわかりません。
人が運転しているのとまったく変わらない乗り心地で、
船長がハンドルから手を放しているのを見なければ
自動運航だとはまったくわかりません。
そうして40分ほどで到着したのは、土庄のダイレックスの脇にある桟橋。
今回のモニターツアーは、無人運航ボートとシェアサイクルを組み合わせた周遊モデルということで
ここからシェアサイクルに乗ってエンジェルロードを目指します(近い💦)
今回のモニターツアーは、無人運航ボートとシェアサイクルを組み合わせた周遊モデルということで
ここからシェアサイクルに乗ってエンジェルロードを目指します(近い💦)
ここは通常はサイクルステーションになっていませんが
この日はモニターツアーのために自転車を用意してくれました。
ワタシ自転車に乗るのはヘタすると10年ぶりくらいだったので
ちょっとドキドキしましたが
安定感のある自転車でブランクがあっても安心して乗れました💓
ちょっとドキドキしましたが
安定感のある自転車でブランクがあっても安心して乗れました💓
エンジェルロードは潮が満ちていました〜それもまた新鮮🐱
エンジェルロードのサイクルステーションに駐輪。
ここまで何のストレスもなく来ることができました。
ここまで何のストレスもなく来ることができました。
観光のハイシーズン、エンジェルロードに車で行くと
駐車場に車を停めるまでに長い時間待つケースもよくあります。
そうしたストレスを避けるため、土庄港からシェアサイクルでエンジェルロードまで行って
エンジェルロードのステーションに自転車を乗り捨てて
そこからバスで次の目的地へ行く、という移動方法も
選択肢の一つにしてほしい、というのがこのシェアサイクル事業の狙いです。
駐車場に車を停めるまでに長い時間待つケースもよくあります。
そうしたストレスを避けるため、土庄港からシェアサイクルでエンジェルロードまで行って
エンジェルロードのステーションに自転車を乗り捨てて
そこからバスで次の目的地へ行く、という移動方法も
選択肢の一つにしてほしい、というのがこのシェアサイクル事業の狙いです。
さて、ふたたび船で移動。
ダイレックス桟橋を出て、三都半島の神浦に向かいます。
ダイレックス桟橋を出て、三都半島の神浦に向かいます。
今回ワタシが参加したモニターツアーでは、
高松港−ダイレックス桟橋−神浦−小豆島ふるさと村の間を自律運航船で移動しましたが
この自動運航船が導入されるきっかけとなったのは
オリーブナビから映画村への渡し舟だったそうです。
映画村の渡し舟
現在、映画村の渡し舟は80歳を超える船頭さんが一人で担っていて
船頭さんが体調を崩したりしたときに代わりになる人がいない状況だそう。
船頭さんが体調を崩したりしたときに代わりになる人がいない状況だそう。
ハイシーズンは大人気の渡し舟、
しかも、これは神浦も同じですが、
映画村までの道は途中かなり細くなる場所もあって
運転に不慣れな人の中には対向車との行き違いにストレスを感じる人も多いと思います。
そこへ船という移動の選択肢が増えることで、運転のストレスから解放され、
交通手段の偏りも分散することができるようになります。
ダイダラウルトラボウ/伊東敏光
ダイレックス桟橋から神浦までは約30分。
神浦コミュニティセンターのシェアサイクルを使って、
ダイダラウルトラボウやヒトクサヤドカリなど
2022年の瀬戸芸の作品を見て回りました。
神浦コミュニティセンターのシェアサイクルを使って、
ダイダラウルトラボウやヒトクサヤドカリなど
2022年の瀬戸芸の作品を見て回りました。
そしてまた神浦からふるさと村桟橋まで船で渡り、
ふるさと村のシェアサイクルを使って池田港まで行って
モニターツアーは終了しました。
普段あまり気にして見ていませんでしたが、
シェアサイクルのステーションってあちこちにあるんですね。
車をもたずに島内を観光する場合、バスとこのシェアサイクルを組み合わせると
かなり便利なんじゃないかと思いました。
船体に取り付けらっれたカメラ
この無人運航ボート、
今回のモニターツアーを通して運航プランなどがさらにブラッシュアップされ、
今年の瀬戸芸期間中に導入される予定です。
今回のモニターツアーを通して運航プランなどがさらにブラッシュアップされ、
今年の瀬戸芸期間中に導入される予定です。
詳しい利用方法などが発表されたら、またこのブログでもお知らせします🐱