昨日、年が明けて最初のお大師様の縁日となる日、
毎年恒例の小豆島霊場島開き法要がありました。
毎年恒例の小豆島霊場島開き法要がありました。
風もなく、おだやかに晴れたこの日、
島内外から巡拝団体や個人のお遍路さんが集まって
今年一年のお遍路の無事を祈念しました。
午前10時にスタートした島開き法要。
まずは全員で海に向かって般若心経を唱え、
海上の安全祈願と信心のお清めをします。
その後、小豆島霊場会会長、第16番極楽寺のご住職が挨拶をされ、
いよいよ全員が行列になっての練り供養がスタートします。
まずは全員で海に向かって般若心経を唱え、
海上の安全祈願と信心のお清めをします。
その後、小豆島霊場会会長、第16番極楽寺のご住職が挨拶をされ、
いよいよ全員が行列になっての練り供養がスタートします。
行列の最前列にはご詠歌隊。
いろはにほへと、ちりぬるを…と歌いながら鈴を鳴らし、
先頭を歩く僧侶のあとに続きます。
このご詠歌隊の歌や鈴の音が聞こえてくると、
行列の姿をひと目見ようと近隣の方々が集まってきます。
行列の姿をひと目見ようと近隣の方々が集まってきます。
その次に続くのは小豆島霊場札所の住職方。
紫色の衣に赤い傘、威厳と風情があって毎回目を奪われます。
紫色の衣に赤い傘、威厳と風情があって毎回目を奪われます。
続いて、青い法被を着た方々が大師像を担いでいます。
「お迎え大師」と呼ばれ、お遍路さんたちを迎えるために
この日だけ霊場会総本院から土庄港へとお移しし、
一緒に行列に加わって総本院へとお戻りになります。
「お迎え大師」と呼ばれ、お遍路さんたちを迎えるために
この日だけ霊場会総本院から土庄港へとお移しし、
一緒に行列に加わって総本院へとお戻りになります。
行列の最後は巡拝団体の方々。
赤いのぼりが鮮やかですね〜✨
長い長い行列が、ゆっくりと霊場会総本院へと向かいます。
赤いのぼりが鮮やかですね〜✨
長い長い行列が、ゆっくりと霊場会総本院へと向かいます。
一年の巡拝者の安全を願いながら歩く練り供養。
厳かな雰囲気で、見物に出てきた人たちも静かに手を合わせていました。
厳かな雰囲気で、見物に出てきた人たちも静かに手を合わせていました。
行列が総本院に到着。
晴れ渡った空に五色幕が映えています。
晴れ渡った空に五色幕が映えています。
総本院の前にも近所の方が数名集まっていました。
「近くに住んでいるから、いつも見に来ているんです。
今日もとてもいい天気で、これもお大師様のおかげかもしれませんね」とのこと。
各地にある巡拝団体も、高齢化が進んで人数が減ってきています。
小豆島霊場を巡るお遍路さんも昔に比べるとかなり減ったそうですが、
一方で、この文化を守っていきたい、
またたくさんのお遍路さんに来てもらいたいと
それぞれのできることから活動している方もいます。
小豆島霊場を巡るお遍路さんも昔に比べるとかなり減ったそうですが、
一方で、この文化を守っていきたい、
またたくさんのお遍路さんに来てもらいたいと
それぞれのできることから活動している方もいます。
島の暮らしのなかで大切に受け継がれてきた文化、精神を
これからもつないでいってほしいですね。
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