2024年12月04日

島の食材を味わう/小豆島サステナブルガストロノミー

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11月29日(金)・30日(土)の2日間、
小豆島サステナブルガストロノミー
 〜たっぷり、小豆島。〜 というイベントが行われました。


「ガストロノミー」という言葉、あまり聞きなれない方もいるかもしれませんが、
簡単にいうと「食文化」という意味。

食というのはその土地に深く根付いているもので、
なぜその作物がたくさん栽培されるようになったのか、
その背景にはどんな歴史や文化、気候や立地の条件があるのか、
そういう背景もすべて含めたその土地ならではの食文化を指します。



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そこに、「持続可能性」を表す「サステナブル」という言葉がついて、
サステナブルガストロノミー=持続可能な食文化という意味になります。
食材の生産やその方法、食卓に届くまでのプロセス、さらには消費や廃棄に至るまで、持続可能性の視点を大切にしようという考え方です。

飲食店不足によるランチ難民、ディナー難民の問題は
小豆島の観光・産業が抱える課題の一つですが、
持続可能性に配慮して作られた食材や料理をまずは小豆島の人に体感してもらおうと
今回の催しが企画されました。




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このイベント、金曜のディナーと土曜のランチの計2回実施されたのですが、
予約開始からディナーはわずか1時間、ランチも翌日には満席になったほどの人気ぶり💦
それもそのはず、小豆島にいながら有名店「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフの料理が味わえるんです✨
奥田シェフが目利きした魚、肉、野菜、調味料など
小豆島のおいしいあれこれを使ったコース料理が提供されました。



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ワタシが取材にお邪魔したのは30日のランチ。
お客さんは女性がほとんどですが、なかにはご夫婦で来られている方もいらっしゃいました。

コース料理で、前菜から一品ずつ提供され、
その一つひとつについてシェフが詳しく説明してくれます。
その食材を選んだ背景や、どんな場所で作られているかを知ると
よりいっそうおいしさが増す気がするから不思議ですよね。



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ちなみに、この日料理をサーブしていたのは
小豆島町商工観光課のみなさん。
なかなか新鮮ですね〜✨

地域おこし協力隊の山崎さんも、この日はビシッとキマってるぅ〜❗
前職はイタリア料理のシェフというだけあって
バックヤードでの気配りもさすがでした✨

詳しいお料理の内容については、明日のブログでお伝えします🐱



posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☁ | TrackBack(0) | ○イベント・お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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