2024年11月19日

2024年の緑果オリーブオイルができました/井上誠耕園

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今日の「瀬戸内しまラジ!」では
井上誠耕園 農園管理部の井上健也さんにご出演いただき
今年の緑果(りょっか)オリーブオイルについてお話しいただいています。



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「井上誠耕園の小豆島のオリーブは、
今年はありがたいことに大豊作の年で
収穫真っ最中の今、うれしい悲鳴を上げています。
小さかった木が少しずつ大きくなって実をたくさんつけるようになったことに加え、
2年前からおこなっている強剪定の影響で新しい若い枝が出て
その枝がたくさん実をつけていることで、豊作となっています」


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スタッフ総出で収穫した小豆島産のオリーブが
11月1日から小豆島手摘み緑果オリーブオイルとして発売中です。

「井上誠耕園の小豆島産緑果は、いくつかの品種をブレンドして作られています。
オリーブは自然のものなのでその年の気候や果実の状態によってオイルの味も変わります。
それを、搾油責任者がそれぞれの品種の特徴やその年の味を見極めてブレンドし、
『井上誠耕園の緑果オイルはこういう味です』というものに仕上げてお客様にお届けしています」



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高級感のある箱入りで、ボトルも注ぎ口のオイル切れのいいものにリニューアルしました。

「今年の小豆島産緑果オイルは、若草のような香りと同時に少し青りんごのような香りも感じていただけるようになっています。
今年は特に繊細でスッキリとした味に仕上がっていると思います。
その繊細さとフルーティさを味わうには、ヨーグルトやパンなどと一緒にシンプルに味わっていただくのがおすすめです」


一方、井上誠耕園ではスペインの提携農場でもオリーブオイルを作っていますが
そちらのスペイン産緑果の方はどうでしょうか?

「スペイン産のオリーブは、昨年は大干ばつで大変な年でしたが、
今年は雨も降って少し回復傾向といえると思います。
今年も10月に現地へ行って、果樹や果実の状態、搾ったオイルの状態も確認してきました。
小豆島産緑果と違って、スペイン産緑果はピクアルという単一品種で作っています。
このピクアルという品種がとくにポリフェノールの多い品種で、
それが辛味や苦味という味になっています。
苦味や辛味というとイヤなものと思われるかもしれませんが、それがまったく逆で、
普段あまりなじみがない方にも、オリーブオイルの苦味や辛味ってこんなにおいしいんだ、
オリーブオイルってこんな味なんだと、思っていただけるオイルです」


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取材時、オリーブオイルのテイスティングの方法を教えてもらいました。
まず容器にオイルを入れて、オリーブオイルの香りが立ちやすくするよう
手で包み込むように容器を持ちます。
それから容器に手でふたをして、ゆっくりとワイングラスを回すようにしながら
容器の内側、側面にもオイルがつくようにします。


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温まったかなと思ったら、手でふたをしたまま鼻先まで持っていって、
そこで手を放した瞬間に鼻から一気に香りを吸い込むと
オリーブオイル本来のさわやかな香りを楽しむことができます。


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「同じ緑果でもスペイン産と小豆島産では違う味わいを楽しんでいただけると思います。
ぜひ、井上誠耕園の小豆島産緑果オリーブオイル、スペイン産緑果オリーブオイルを
食卓で味わってみてください」



井上誠耕園のオリーブオイルは、
小豆島の「らしく園」1階にある the style shop mother's
高松市にある田町店
またはネットショップでお求めください。



井上誠耕園「らしく園」
THE STYLE SHOP mother's
小豆島町蒲生甲61-4
0879-75-1133
営:9時〜17時
休:無休(臨時休業あり)

井上誠耕園 田町店
高松市田町4-15
087-802-2335
営:10時〜18時30分、日曜・祝日10時〜17時30分



posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☀ | TrackBack(0) | ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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