(左から・敬称略)
四国ツーリズム創造機構 代表理事 半井真司
小豆島観光協会 会長 堀川満弘
香川県土庄町 町長 岡野能之
香川県小豆島町 町長 大江正彦
2021年、2022年と、2年連続で
国際的な認証機関「グリーンデスティネーションズ」が定める
世界の持続可能な観光地TOP100に選出された小豆島町ですが、
今年、小豆島観光協会+小豆島町+土庄町=小豆島として
グリーンデスティネーションズのアワード審査にチャレンジし、
見事シルバーアワードを受賞しました。
国際的な認証機関「グリーンデスティネーションズ」が定める
世界の持続可能な観光地TOP100に選出された小豆島町ですが、
今年、小豆島観光協会+小豆島町+土庄町=小豆島として
グリーンデスティネーションズのアワード審査にチャレンジし、
見事シルバーアワードを受賞しました。
10月8日、同じくシルバーアワードを受賞した愛媛県大洲市と合同で
受賞の記者発表会があったので行ってきましたよ〜✨
小豆島観光協会の塩出事務局長が小豆島の取り組みを発表
そもそも「持続可能な観光」とは、
国連世界観光機関により次のように定義されています。
国連世界観光機関により次のように定義されています。
訪問客、産業、環境、受け入れ地域のニーズに適合しながら、現在と未来の経済、社会、環境への影響に十分配慮した観光
グリーンデスティネーションズのアワードに申請した観光地は、
国際基準に基づいて審査され、そのスコアに応じて
ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、そして最上位のサーティファイド(GSTC認証)を受けることができます。
国際基準に基づいて審査され、そのスコアに応じて
ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、そして最上位のサーティファイド(GSTC認証)を受けることができます。
これまでに国内でアワードを受賞した地域は
岩手県釜石市のゴールド、
北海道ニセコ町のシルバーの2地域のみで、
今回の受賞でそれに加えて
小豆島、愛媛県大洲市、岐阜県高山市の3地域がシルバーを受賞しました。
半井代表理事
「今回、一気に四国で2つの地域がシルバーを受賞し、
四国の国際的な認知度向上、そして外国人観光客へのPRにつながると期待している。
四国は持続可能な観光地の日本における先進地域になれる」
「今回、一気に四国で2つの地域がシルバーを受賞し、
四国の国際的な認知度向上、そして外国人観光客へのPRにつながると期待している。
四国は持続可能な観光地の日本における先進地域になれる」
大江町長
「小豆島町で2021年、20222年と連続してTOP100に選出されたが
2023年はあえてそのチャレンジをせず、島の観光の基盤づくりを行った。
それまで島内に4つあった観光関連団体を小豆島観光協会の1本に集約し
「島はひとつ」のスローガンのもとに観光ビジョンを策定するなど基盤を整備してきた。
そして今年、アワード審査にチャレンジして、あとわずかでゴールドというくらいの
高い評価をしていただけた。
2025年の瀬戸芸および関西万博前にこの受賞ができたことは島にとって大きな追い風になる」
「小豆島町で2021年、20222年と連続してTOP100に選出されたが
2023年はあえてそのチャレンジをせず、島の観光の基盤づくりを行った。
それまで島内に4つあった観光関連団体を小豆島観光協会の1本に集約し
「島はひとつ」のスローガンのもとに観光ビジョンを策定するなど基盤を整備してきた。
そして今年、アワード審査にチャレンジして、あとわずかでゴールドというくらいの
高い評価をしていただけた。
2025年の瀬戸芸および関西万博前にこの受賞ができたことは島にとって大きな追い風になる」
今回のアワード認証は、6分野84項目について審査されています。
6分野とは
@観光地マネジメント
A自然と景観
B環境と気候
C文化と伝統
D社会福祉
E事業者との連携
で、それぞれの分野がさらに細かい項目に分かれ、
達成しているかどうかを審査されます。
小豆島が高く評価されたのはC文化と伝統、D社会福祉の2分野で、
C文化と伝統においては肥土山と中山の農村歌舞伎の継承や、
土庄町の宝生院のシンパク保存活用計画、
そして小豆島町では文化財保存活用地域計画が作られていることなどが評価のポイントとなりました。
D社会福祉については
島内のイベントで設置されているエコステーションのほか
住民や観光客に対する海岸美化活動の奨励、
学校や企業など地域を巻き込んだ海岸清掃活動などへの支援が評価されました。
塩出事務局長の発表では
「今後はゴールド受賞に向けてさらに取り組みを進めていくが、
認証を受けることがすべてではない。
今回の審査を経て評価された点をさらにブラッシュアップし、
また指摘された課題を一つひとつ解決していくことが本当に重要なこと」
と話していました。
今後は、環境分野へのさらなる対策や
地域の事業者を巻き込んだ活動にも力を入れて行きたいとのこと。
また一つステップアップした小豆島の持続可能な観光が、
来年たくさんの外国人観光客を呼び込むきっかけとなり、
そしてその観光客のみなさんの満足度を高める大切な要素となることを期待したいですね。
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