10月1日、
小豆島町に新しい地域おこし協力隊員が着任し、
辞令交付式が行われました。
地域の魅力発信推進員
吉田真弓さん
幼少期〜学生時代は父親の転勤に伴って
北海道、東京、京都、高松、神戸、埼玉と
住まいを転々としたという吉田さん。
大学卒業後にロンドン留学を経験し、
その後は貿易関係やクルーズ船の広報アシスタントなど
語学力を生かした仕事に従事してきました。
「子ども時代も就職してからも、いろいろな土地に住み、
いろいろな企業に関わらせてもらったことは、
私にとってはいい経験となっています。
その経験があったからこそ、新しい土地での生活基盤作りや
新しい環境に順応することも得意になったし、
新しいコミュニティに入ることへの抵抗も少ないと思います」
吉田さんが小豆島への移住を決めたのも、
そんな幼いころの経験がベースになっています。
というのも、高松に住んでいた経験から、いつからか
リタイア後は瀬戸内の周辺でゆっくり暮らしたいと考えるようになっていたそう。
最初はざっくり瀬戸内周辺と考えていましたが、
それを小豆島に絞ったのは先輩移住者の一言が大きかったと言います。
「2022年の瀬戸芸をきっかけに40年ぶりに小豆島を訪れたとき、
たまたま関東から小豆島に移住したという人と話すことがあったんです。
それで島に移住してどうですかと聞くと、本当によかった!小豆島に移住してしあわせ!と
うそのない輝くような笑顔で話してくれて。
あの笑顔が小豆島が移住先の第一候補になる決め手の一つになりました」
当初はリタイア後の移住を考えていましたが、
どうせ移住するならまだ働けるうちに移住して生活基盤をしっかり作ってから老後を迎えたいと思うようになり、
2020年のうちに小豆島への移住を決意したそうです。
仕事はもちろんプライベートでも、いろんな人と出会っていろんな話をしたいと考えているそう。
そうやって地元の人や観光客と話すなかで、
島にとって必要なことや課題を見つけて、
自分ができることで解決していけたら、と話します。
「引っ越してからまず移動手段が必要だと思って自転車を買って、
小豆島の南側は何度か東から西まで往復しました。
今後は島の北側にも行ってみたいし、寒霞渓クライムにもチャレンジしてみたい。
それにボルダリングが趣味なので、いつか自然の岩にも登ってみたいですね」
行動力があって前向きで、きっとおしゃべりも大好きな吉田さん。
これから、まずはふるさと納税や来年の瀬戸芸を通して
島内の事業者などと一緒に連携しながら島の魅力を発信していくそうですよ!
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