2024年09月10日

今年は9月29日(日)開催/中山農村歌舞伎

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今日の「瀬戸内しまラジ!」放送は
先週に引き続き中山農村歌舞伎保存会の久保会長がご出演。
今年の春日神社奉納歌舞伎の演目などをお話しいただきました。


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「今年は1年以上かけた舞台の大規模改修も終わり、
また国の重要無形民俗文化財にも指定され、
本当に記念すべき年。
多くの注目が集まる中、今年の公演は本当にプレッシャーしかないですね」
と笑う久保会長。


去年は舞台改修のため中山の農村歌舞伎は行われなかったので、2年ぶりの開催。


今年の中山春日神社奉納歌舞伎は
9月29日(日)17時開演です。


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気になる演目は…
第1幕が『三番叟(さんばそう)』、第2幕は子ども歌舞伎の『白波五人男』、
第3幕が『小豆嶋』です。だいたい毎年、GW頃にその年の演目を決めて、
6月から7月くらいに配役を決め、
子どもが夏休みに入る直前くらいから稽古を始めるんです。
子どもの稽古が始まったら、そろそろ大人も、という感じが毎年の恒例ですね」


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「子どもたちが登場するのは、第2幕の『青砥稿花紅彩画(あおとぞうし はなの にしきえ)』。
通称『白波五人男』と呼ばれる演目で、5人の盗賊が役人をやっつけるという痛快な話です。
以前は5〜6年生が演じていましたが、いまは少子化で2〜3年生も出演しています。
小さい子は捕り手、つまり役人側を演じ、高学年の子が主役の盗賊たちを演じるので
小さい子は大きくなったらこの役がやりたいと自然に思うようになるんです」


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そして第3幕は小豆島ならではの演目、「小豆嶋」。

「その名の通り小豆島を舞台とした物語で、
星ヶ城の城主だった佐々木信胤(のぶたね)と、お妻の局(おさいのつぼね)の悲恋が描かれています。
この物語が終盤に差し掛かるころ、歌舞伎小屋の茅葺屋根の上にぽっかりと月が浮かぶんです。
それがなんともいえず風情があってね、いいんですよ」

「小豆嶋」では、最後、佐々木信胤とお妻の局は
毒の入った酒を飲んで心中してしまうんですが、
お話を知っている観客からは
「飲んじゃだめよ〜!」と声がかかったり
ふたりが死んでしまったら涙を流ぐんだりと
物語に引き込まれる人も多いそうです。

「そういう反応を見せてくれると演じる側も気持ちが入って、
役者自身も涙を流しながら演じることもありますね」


この「小豆嶋」、中山では5年ぶりの上演となるそうですが
今回は配役をガラリと入れ替えて、半分以上がはじめて演じる役だそう。
そういう意味でも緊張感がありますね💓


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中山春日神社奉納歌舞伎は、誰でも無料で見ることができます。
17時から始まって、すべての演目が終わるのは20時30分から21時くらい。
最終のフェリーは出た後ですので、島外から訪れる方はぜひ宿を予約してゆっくりと楽しんでください。


会場周辺の駐車場は限りがあるのですぐ満車になることが予想されます。
池田のイマージュセンターからシャトルバスが出ているので
そちらを利用してくださいね。
くわしくは商工観光課のHPで🐱




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posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☀ | TrackBack(0) | ○イベント・お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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