毎年9月16日は
小豆島最高峰の星ヶ城にある阿豆枳嶋神社(あづきしまじんじゃ)で
例大祭が行われます。
小豆島最高峰の星ヶ城にある阿豆枳嶋神社(あづきしまじんじゃ)で
例大祭が行われます。
阿豆枳嶋神社の祭神は大野手比賣(おほぬでひめ)。
国造りの神様として知られる伊邪那岐(いざなぎ)・伊邪那美(いざなみ)の2神が10番目に国生みされたのが小豆島で、
古事記には「次に小豆島を生みたまひき。またの名は大野手比賣といふ」とあるそうです。
星ヶ城には西峰と東峰にそれぞれ本殿があり、
小豆島の国魂神(くにたまのかみ)とされる大野手比賣と農耕に関する水を司る神である罔象女神(みつはのめのかみ)が西峰本殿に、
豊受大御神(とようけのおおかみ)のほか五柱が東峰本殿に祀られています。
9月16日の例大祭では、朝8時に星ヶ城駐車場に神職や奉賛会のメンバーが集合し、みんなで歩いて東峰本殿、西峰本殿の順に参拝します。
その後、午前11時から星ヶ城の西にある三笠拝殿で例大祭がとり行われます。
この例大祭では、巫女さんたちによる「浦安の舞」のほか、
小豆島の伝統「安田踊り」も奉納されます。
安田踊り(2023年ふるさと商工まつりにて)
三笠拝殿へは、寒霞渓ロープウェイ山頂の駐車場から歩いていくこともできます。
国生みの神話の時代から続く島の歴史を感じながら
小豆島の国魂神に手を合わせてみてはいかがですか。
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