「ユニバーサルビーチ」という活動を知っていますか?
神戸の須磨を拠点に活動する団体「NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト(略称:須磨UBP)」が始めたもので、
障害のある人もみんなで一緒に海に入って楽しもうというものです。
そのユニバーサルビーチが、
今週末、小豆島ではじめて開催されます。
小豆島ユニバーサルビーチプロジェクト
inふるさと村ビーチ
[日時]
8月24日(土)10時〜15時
[場所]
道の駅小豆島ふるさと村前ビーチ
小豆島町室生2084-1
[参加費]
無料
[主催]
小豆島町
[協力]
NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト
[持ち物]
長袖・長ズボン(クラゲ対策)、帽子や水分など日焼け・熱中症対策
ふるさと村ビーチ
開催時間は10時〜15時となっていますが、
10時〜、11時〜、13時〜、14時〜の各1時間×4回転で実施。
各回2組定員で、すでに午前中の枠は埋まっていますが
午後はまだ空きがあるので前日の23日(金)まで応募可能とのことです。
水陸両用の車いすを使って、自力歩行が難しい人も安全に海に入って楽しめるこのイベント。
下肢障害以外にも発達障害、精神障害など障害の種類や程度を問わないだけでなく
ユニバーサルビーチに興味がある人なら健常者でも参加可能。
子どもから高齢者まで、年齢も問いません。
申込はこちらのGoogleフォームから、
または下記連絡先まで。
[連絡先]
小豆島観光協会
担当:松田
tel:0879-82-1775
mail:pr@shodoshima.or.jp
今回のユニバーサルビーチin小豆島を企画したのは、
小豆島町商工観光課所属の地域おこし協力隊で、小豆島観光協会に派遣されている松田美夜日さん。
「観光協会で働くようになって、『障がい者が宿泊できるホテルはありますか』とか『エンジェルロードは車椅子でも行けますか』といった
問合せが多いことを知りました。
障害のある方にも小豆島観光を楽しんでもらいたいと思っていたときに、
須磨UBPさんのことを知り、ぜひ小豆島で開催してもらいたいと思い依頼したんです。
香川県では昨年観音寺市で実施されていて、今回の小豆島で県内2例目となります」
当日は、須磨UBPのスタッフと小豆島のボランティアスタッフなどがサポート。
松田さんは、今年8月に兵庫県の明石で実施されたユニバーサルビーチイベントを視察してきたそうです。
「はじめて実際のイベントを見させていただいたんですが
重度の障害がある方も本当に楽しそうに海に入っていたのがすごく印象的でした。
小豆島でもこれからは障害のある方が快適に観光を楽しめる環境が必要になってくるので、
今回のイベントを機に、今後はユニバーサルツーリズムにもつなげていけるよう取り組んでいきたいと思っています」
小豆島ではじめてとなるユニバーサルビーチイベント。
これからこういったイベントや取り組みがどんどん増えていくといいですね。
≪関連記事≫