2024年08月10日

小豆島町地域おこし協力隊/小豆島の食の魅力創出推進員

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昨日、小豆島町に新しい地域おこし協力隊員が着任しました。


「小豆島の食の魅力創出推進員」
山ア善光(やまさきよしみつ) さん(52歳)

所属は商工観光課ですが、働く場所は小豆島ふるさと村。
調理師として活動します。



最初に大江町長から
「小豆島は長い歴史が育んだ産業や伝統文化が多様な島で、たくさんの観光客の方が訪れている一方で、
旅の醍醐味であるご当地の食を堪能できる場所が少ないという課題も抱えています。
山アさんには、そんな小豆島の食の魅力を磨き上げ、島内外に発信してくれることを期待しています」
とメッセージがありました。


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長野県で生まれた山アさん。
料理上手な母親の影響もあって幼いころから料理に興味を持ち、
高校卒業と同時に調理師の免許をとって銀座のイタリア料理店で働き始めました。

その後、3年間のイタリアでの修業なども経て、2011年には東京に自らの店をオープン。
長年イタリアンのシェフとして腕を振るってきました。


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その一方で、10年ほど前から知人のオリーブ農園で収穫のお手伝いをしていた縁で小豆島に毎年のように足を運んでいて
2021年には2週間、2022年には3週間、2023年には1ヵ月の長期滞在もするように。
南イタリアと特産物も気候もよく似たこの小豆島で飲食をやることが
自分の次のステップだと感じて移住を決意したそうです。


「小豆島にはいろんな食材があると聞いていますが、
先日見学させていただいた小豆島天領真牡蠣。これはすごいポテンシャルだなと思っています。
実際に養殖場なども見学させていただいて、刺激になりました。
魚介のことはいろいろ教えてもらえたので、これから野菜の方も深堀りしていきたいと思っています」


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「小豆島ってこんなにおいしい食材があるんだよっていうことを、観光客の方に知っていただきたいし、
島の方にもこの食材はこんな食べ方があるよと伝えていけたらと思っています。
それにやっぱり一次生産者さんあっての僕たち料理人なので、一次産業を盛り上げたいという思いも強くて。
そのための食のイベントなどもやっていきたいなと思っています」


いちばん家庭に入り込んでいる料理だと思ったことも、イタリア料理を専門に選んだ理由の一つだという山アさん。
プロ目線は捨てて、家庭でも実践しやすい調理方法なども自分自身勉強しながら
小豆島の食の魅力を引き出して盛り上げていきたいと話してくれました。




posted by しまラジ! at 10:00| 香川 ☀ | TrackBack(0) | ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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