今年の春から、小豆島観光協会で販売している中山千枚田散策体験ツアー。
先日、メディア向けのプレスツアーが行われたので参加してきました。
先日、メディア向けのプレスツアーが行われたので参加してきました。
美しい棚田の風景に加え、虫送りや農村歌舞伎、こまめ食堂など
観光客を引き付ける要素の多い中山地区。
サラ〜っと見るだけでももちろんきれいで感動するんですが、
地元の人から棚田の米作りや歌舞伎の歴史を聞きながら見ると
よりいっそう理解が深まり、印象にも強く残ることは間違いありません。
観光客を引き付ける要素の多い中山地区。
サラ〜っと見るだけでももちろんきれいで感動するんですが、
地元の人から棚田の米作りや歌舞伎の歴史を聞きながら見ると
よりいっそう理解が深まり、印象にも強く残ることは間違いありません。
中山や小豆島の歴史・文化に興味がある人にはぜひ参加してほしいツアーなんです✨
当日、ガイドをしてくれたのはこのおふたり。
中山千枚田エリアを青地ふくみさん、中山農村歌舞伎を谷久智己さんがガイドしてくれます。
中山千枚田エリアを青地ふくみさん、中山農村歌舞伎を谷久智己さんがガイドしてくれます。
まず訪れたのは蓮華寺。
湯船山からは1日300tの湧き水が出ていて、その水を生かす方法を考えた人々が
約700年前の南北朝時代に棚田を作り始めて、約300年もかけて完成させたそう。
湯船山からは1日300tの湧き水が出ていて、その水を生かす方法を考えた人々が
約700年前の南北朝時代に棚田を作り始めて、約300年もかけて完成させたそう。
そのほか、夫婦シンパクの話、キリシタン大名の話など
地元の歴史に詳しいガイドさんならではのお話がいろいろ聞けてとても興味深かったです✨
中山千枚田は、千枚田という名前ですが実際には800枚ほど。
そのうち田んぼが500枚、畑が50枚、残りは耕作放棄地になっています。
そのうち田んぼが500枚、畑が50枚、残りは耕作放棄地になっています。
「石垣が崩れたりして耕作放棄地になった田んぼは、再び米作りができるように整えるのはとても大変なんです。
それでも、少しでも景観をよくしようと、年に何度か地元の人たちによって耕作放棄地の草刈りをしています。
今も米作りを続けている人たちは、米作りの期間中は毎日田んぼの様子を見にきて
水の管理やあぜの補修などをしているんです。
先祖が300年かけて作ったこの田んぼを、自分の代で絶やすわけにはいかない、その気持ちがとても強いんです」
青地さんの話を聞きながら、実際に棚田の中の道を歩いて降りていきます。
棚田の歴史だけではなく、中山の人たちの暮らしや
観光客もたくさん訪れる虫送りの話など
興味深い話が盛りだくさんで時間があっという間に過ぎますね💦
春日神社まで降りてきたら、ガイドは谷久さんにバトンタッチ。
谷久さんは農村歌舞伎の黒子も務めています。
谷久さんは農村歌舞伎の黒子も務めています。
春日神社は中山地区の氏神様。歌舞伎小屋は神社の正面に建てられていて、
歌舞伎は神様に見ていただいて奉納するものなんです。
普段は入れないお社の中にも入らせてもらいました。
「江戸中期に小豆島でお伊勢参りが流行して、
その帰りに大阪で上方歌舞伎を見た人が、島の人にも見せてやろうと絵馬を買ってきて神社に奉納したのが始まりです。
その後、舞台小屋を作って上方から役者を呼んで上演するようになり、そのうちに自分たちでも演じるようになって、農村歌舞伎というものが出来上がったんです」
衣装小屋や舞台の中にも入れるのはこのツアーならでは。
普段は外から見ることしかできませんからね。
普段は外から見ることしかできませんからね。
歌舞伎舞台では、今年完了した大規模修繕の話や
歌舞伎当日に舞台の裏でみんながどんな動きをしているかなど
裏話がたくさん聞けます。
それを知ったうえで歌舞伎を見ると、また一段とおもしろさが増すでしょうね。
今年の中山農村歌舞伎は9月29日(日)に行われます。
中山千枚田散策体験ツアーは
所用時間3時間、料金は1人8,000円(土庄港からの送迎プランは13,000円)で
2024年11月までの毎週土日に実施されています。
所用時間3時間、料金は1人8,000円(土庄港からの送迎プランは13,000円)で
2024年11月までの毎週土日に実施されています。
最後はこまめ食堂でのランチも楽しめますよ💓
くわしい応募方法などは小豆島観光協会の公式サイトをご覧ください。
小豆島のまんなかにある小さな集落、中山地区。
一度その魅力を知ったら、きっとトリコになりますよ。
ツアーの詳細・応募方法はこちら
[問合せ]
一般社団法人 小豆島観光協会
TEL: 0879-82-1775(平日 9時〜17時))
Mail: pr@shodoshima.or.jp
Mail: pr@shodoshima.or.jp
香川県知事登録旅行業 第地域-262号
≪関連記事≫