2024年07月14日

古民家でゆったりと島時間を満喫/一棟貸しの宿「西の家」オープン

240625_西の家 (4)00.JPG


小豆島町西村、オリーブナビの前のバス停「オリーブ公園口」から徒歩2分。
国道から少し奥まった場所で、100年以上前から島の移り変わりを見守ってきた古民家が
一棟貸しのゲストハウス「西の家」としてオープンしました。


240625_西の家 (13)00.JPG

敷地内に無料の駐車場もあります。

まず迎えてくれるのは立派な庭園。
この庭と、すぐ目の前にオリーブ畑があるおかげで
国道からすぐの場所にあるにも関わらず外からの視線が遮られてプライバシーが保たれています。


240625_西の家 (27)00.JPG


とっても素敵な昔ながらの日本家屋✨
昼間は照明をつけず、外からの自然光だけにした方が
しっとりとした情緒を感じられて和の雰囲気が際立ちます。

寝室はベッドではなく畳に布団を敷くタイプ。
こんな素敵な古民家に泊まるなら、やっぱりお布団で寝たいですよね〜💤
6畳〜8畳くらいの和室が3部屋あり、
最大で7人宿泊することができます。


240625_西の家 (24)00.JPG


水回りなどはリノベーションしているものの、
建物や建具はできるだけ昔のままの姿で残しているそう。
築100年を超えるとは思えないほど、きれいな状態が保たれています。

調度品は、昔のものと新しいものがさりげなく織り交ぜられて
心地よい空間を演出しています。


240625_西の家 (20)00.JPG

広々としたキッチンにはIHコンロがあり、
調理家電や調理道具、基本的な調味料がそろっていて自炊ができます。

国道を渡って目の前には創作郷土料理暦さんがありますが
連泊する場合は毎日曆さんに行くわけにもいきませんよね。
池田港にある産直や、車で10分ほどの場所にあるスーパーで
地元の食材をそろえて、みんなでワイワイ調理するのもいい旅の思い出になりそうです。


240625_西の家 (32)00.JPG


お風呂もまた、現代の住宅にはない特別なしつらえ。
高野槙(こうやまき)の湯船に、脱衣スペースと浴場をさりげなく仕切る垂れ壁、見上げれば格子天井…
浴槽の横の小窓を開ければキッチンとつながります。


240625_西の家 (26)00.JPG


元々ここは、「西の家」オーナーのお祖母さんが住んでいた場所。
建てられた当初から住居ではなくゲストハウスとして使われていたそうです。
100年以上前に、ゲストハウス?と思いますよね。
実はこのお宅、以前は大きなお醤油屋さんだったんです。

「西の家」の隣にもう一つ建物があり、そちらが母屋。
母屋に残されている古い絵を見ると、
オリーブビーチの目の前まで大きな醤油蔵がいくつも並んでいて
今とはまったくちがう景色が広がっていたのがわかります。

それだけ大きな蔵元だったこの家。
昔から、大切な客人を招くことが多かったのでしょうね。
いたるところにほどこされた豪華なしつらえにも納得です。


240625_西の家 (18)00.JPG


大切なお客様に心地よく過ごしてもらうために作られた「西の家」が
100年以上の時を経てふたたびゲストを迎える宿へと生まれ変わりました。

家族旅行や友だち同士のグループ旅行に、
もちろん一人でゆっくりワーケーションにも。
100年前の地元の名士と、今この建物を受け継いだオーナー夫婦、
それぞれのおもてなしの心を感じる小豆島ステイを堪能してください。



≪関連記事≫







posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☁ | TrackBack(0) | ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック