今週末、7月7日はそうめんの日です。
平安時代、宮中で行われていた七夕の行事に
そうめんの原型といわれる索餅(さくべい)がお供えされていたことに由来するもので、
これからやってくる本格的な暑さにも負けず
健康に過ごせるようにと願いを込めてお供えされていたそうです。
さて、そんなそうめんの日を前に
今日の「瀬戸内しまラジ!」放送にご出演いただいたのは
小豆島町馬木にある石井製麺所の石井義人さん。
健康的でおいしい手延べそうめんについてお話しいただいています。
「素麺といえば、夏に食べる白い素麺が王道だと思いますが
実は素麺には、健康を願って食されてきたという歴史があります。
そういう点をふまえて石井製麺所で作っているのが、
野菜など健康的な食材を練り込んだ素麺です。
最初に作ったのが小豆島の長命草を練り込んだ手延べしょうどしま長命草素麺。
きれいな翡翠色で見た目にも涼やかな素麺なんですよ」
実は素麺には、健康を願って食されてきたという歴史があります。
そういう点をふまえて石井製麺所で作っているのが、
野菜など健康的な食材を練り込んだ素麺です。
最初に作ったのが小豆島の長命草を練り込んだ手延べしょうどしま長命草素麺。
きれいな翡翠色で見た目にも涼やかな素麺なんですよ」
長命草は、1株食べれば1日寿命が延びるといわれるほど栄養価の高い沖縄原産の野菜。
この長命草と出会ったことで、石井さんの練り込み麺への探究が始まりました。
「元々素麺は健康を願って食べられていた歴史がありますし、
今でも素麺って、体調が悪いときでもツルっと食べやすいじゃないですか。
そういう魅力を持った素麺に、さらに健康的な食材を加えて
健康や体へのやさしさに配慮した、おいしい手延べ素麺を作りたいと思うようになったんです」
試行錯誤の末に長命草素麺を完成させた石井さん。
その後、黒ゴマやきくらげ、小豆島産ひじきなどさまざまな練り込み麺を作ってきました。
その後、黒ゴマやきくらげ、小豆島産ひじきなどさまざまな練り込み麺を作ってきました。
「黒ゴマやひじき、きくらげなどは、薬膳では黒の食材とされていて
冬に食べるといいと言われています。
なので、夏だけじゃなく冬ににゅうめんで食べてもらうのもおすすめなんです。
また、どんな食材を練り込む場合も、無添加・無着色であること、
そして手延べ製法で作ることにはこだわっています」
実は、野菜などを練り込んだ素麺というのは、麺を延ばす際に切れやすく作るのが難しいそう。
手打ち麺のように、生地を板状に広げて端から切る製法なら作りやすいんですが、
手延べ製法ならではの、表面がツルツルっとした食感のよさやのど越し、そういうものを大切にしたいという思いから
手延べにこだわっているそうです。
創業当時から使い続けている機械が並ぶ素麺工場
「夏におすすめのギフトセットもご用意しています。
瀬戸凪(せとなぎ)という商品で、
通常の手延べ素麺と、手延べしょうどしま長命草素麺、そして
瀬戸内レモンを練り込んだ手延べレモン素麺の3種がセットになっています。
このレモン素麺は、レモンの果皮を粉末にして練り込んでいるので
ほのかにレモンの香りが感じられてさっぱりと召し上がっていただけますよ」
また、石井製麺所の素麺は小豆島町ふるさと納税の返礼品にもなっているのでそちらもぜひチェックしてみてください。
暑い日にツルっとおいしいだけじゃない、体にもやさしい素麺。
この夏はいろんなアレンジで素麵を味わってみてはいかがですか。
この夏はいろんなアレンジで素麵を味わってみてはいかがですか。
石井製麺所
小豆島町馬木甲50-3
TEL:0879-82-2740
FAX:0879-82-6014
≪関連記事≫