先日小豆島ふるさと村で行われた
海ごみゼロフェスティバルに合わせてお目見えしたB&Gの拾い箱。
箱というより小屋、なんですが、
この拾い箱について今日は紹介します。
お披露目の様子
この拾い箱の設置は、海の環境保全のために
公益財団法人 B&G財団が取り組んでいる活動です。
世界の海洋ゴミは8万トンともいわれ、
その量はいずれ海にすむ魚の量を上回るともされています。
それを少しでも改善しようと、B&Gでは
全国の海洋センターや海洋クラブの横の連携を生かして
一斉清掃活動など海ゴミ削減への活動を続けてきました。
拾い箱設置もその活動の一つ。
ふるさと村に、全国で10個目の拾い箱が設置されました。
一斉清掃活動など海ゴミ削減への活動を続けてきました。
拾い箱設置もその活動の一つ。
ふるさと村に、全国で10個目の拾い箱が設置されました。
拾い箱の中
拾い箱は、誰でもいつでも気軽にゴミ拾いができるようにと考えられたもの。
ただし、事前に利用者登録が必要です。
「環境美化に興味がある仲間同士で、ビーチクリーン活動をしたい」
「子ども会の活動で海岸のゴミ拾いをしたい」
と思っていても、拾ったゴミを処分するのはなかなか大変。
そんなときに使えるのがこの拾い箱なんです。
だから事前に登録する必要があり、
ゴミはきちんと分別して捨てること、
自然に還るもの(木や海藻など)は捨てないこと、
ゴミ拾いに参加した人数を申告することなど
いくつかの決まり事があります。
個人が、ふらっと海岸を散歩していてたまたま拾ったゴミが持ち込めるというわけじゃないんですね。
でもご安心を。
ふるさと村には、そういうときに使えるゴミ箱も設置されています
住んでいる人たちにとってはもちろん、
小豆島を訪れる観光客にとっても、きれいな海は小豆島の宝。
小豆島の海でゴミ拾いをして環境美化に努める一方で、
自分もどこか遠くの海岸を汚したりしないように
ゴミのポイ捨てをしないのはもちろん、分別やリサイクルにも積極的に取り組んでいきたいものです。
きれいな海を、みんなで、守っていきたいですね。