令和4年度から行われてきた中山農村歌舞伎舞台の改修工事が終わり、
先日、お披露目となる落成式が行われました。
先日、お披露目となる落成式が行われました。
よすぎるほどの好天に恵まれた落成式当日。
きれいに葺き替えられた屋根が青空に映えています。
きれいに葺き替えられた屋根が青空に映えています。
あ、中山自治会長の井口さん!
本日はおめでとうございます〜✨
本日はおめでとうございます〜✨
背広姿がかっこよいですね✨
副会長の箭木さんと一緒に撮らせていただきました。
副会長の箭木さんと一緒に撮らせていただきました。
式には大江町長をはじめ町議や工事に関わった建築会社の社長も集まりました。
最初に、亀山八幡宮の神主さんによる祝詞奏上。
中山歌舞伎保存会のみなさんをはじめ、
落成式を見学しようと島内外から集まったみなさんが見守るなか
おごそかに神事がとり行われました。
厳粛な雰囲気で神事が行われているそばで、
もくもくと湯気を上げているこれは…もち米。
もくもくと湯気を上げているこれは…もち米。
神事のあと、列席者による餅つきが行われました。
厳粛ムードから一転、急になごやかな雰囲気に。
厳粛ムードから一転、急になごやかな雰囲気に。
ついた餅はすぐに女性たちの手で小さく丸められます。
そしていよいよお待ちかね、三番叟の実演です。
舞台を清め、その場にいる人々の安泰を祈念し演じられる三番叟。
昨年は秋の奉納歌舞伎が行われなかったので、
約1年半ぶりの中山の舞台での三番叟にみんなじっと見入っていました。
大江町長あいさつ
昭和62年に国の重要文化財に指定された中山の舞台。
数年前から改修の必要性が言われるようになり、
舞台の正面の板戸が閉まらなくなったことが決め手となって
改修工事に踏み切ったそうです。
数年前から改修の必要性が言われるようになり、
舞台の正面の板戸が閉まらなくなったことが決め手となって
改修工事に踏み切ったそうです。
井口自治会長あいさつ
調査をすると、斜めに傾いていたという中山の舞台。
いざ改修工事が始まると、傷みがひどい箇所が次々と出てきて
国や県、町の支援も受けつつ地元でも資金を集めていましたがそれでは足りず、
クラウドファンディングも行って、全国から1,200万円を超える支援が寄せられました。
いざ改修工事が始まると、傷みがひどい箇所が次々と出てきて
国や県、町の支援も受けつつ地元でも資金を集めていましたがそれでは足りず、
クラウドファンディングも行って、全国から1,200万円を超える支援が寄せられました。
中山歌舞伎保存会の久保会長は、
3月21日に京都で文化庁長官から無形民俗文化財の指定を受けたときの…認定書でしょうか?見せてくれました。
3月21日に京都で文化庁長官から無形民俗文化財の指定を受けたときの…認定書でしょうか?見せてくれました。
来賓や関係者の挨拶の後は、盛大な餅投げ❗
なんかものすごい餅の数でした。みんな持ってきたビニール袋にいっぱい💦
なんかものすごい餅の数でした。みんな持ってきたビニール袋にいっぱい💦
閉会後は舞台の見学。
生涯学習課の真砂さんが案内してくれます。
普段は入れない場所、みんな興味津々で真砂さんの話を聞いていました。
生涯学習課の真砂さんが案内してくれます。
普段は入れない場所、みんな興味津々で真砂さんの話を聞いていました。
三番叟を演じた箭木さんにも話を聞けました。
「自分が三番叟をやるようになって数年経つんですが
いつもの秋祭りとは違う場だからといって特に緊張とかはなかったですね。
ただ、周りの人たちから、舞台改修のお披露目で演じるなんて
100年、150年に1回のことだと言われて、
確かにそんな貴重な機会に演じさせてもらえるのは特別なことだなと感じています」
盛況のうちに幕を閉じた落成式。
保存会のみなさんも晴れ晴れとした笑顔でした。
保存会のみなさんも晴れ晴れとした笑顔でした。
この秋は、2年ぶりの奉納歌舞伎が行われます。
今から楽しみですね。
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