2月14日に行われた
令和5年度香川県オリーブオイル品評会。
令和5年度香川県オリーブオイル品評会。
見事、香川県知事賞を受賞したAMYFARMの「Aromathiche(アロマティケ)」は
昨年大学を卒業して新規就農・起業したばかりの
超若手生産者による製品でした。
みんなが気になっているその生産者、村田絵美さんをご紹介します。
じつは「しまラジ!」では
品評会の前にインタビューしていました〜✨
品評会の前にインタビューしていました〜✨
村田さんは小豆島出身の23歳。
2023年3月に香川大学の農学部を卒業し、島に戻って
2023年7月にAMYFARMを起業しました。
「元々、高校生の頃からいずれは自分で何か事業をやりたいという気持ちはあったんです。
それでも特にコレというものがあったわけではなく、
大学4年生までは普通に就活もしていました。
ただ、やっぱり何か違うな…就職より起業だよな…と感じるようになって。
好奇心のままにワクワクする方を選んだ結果、起業という形になった感じです」
小豆島出身でオリーブが身近にあったことと、
オリーブオイルの香りの多様性に魅力を感じていたことから
オリーブで起業することを決意したという村田さん。
オリーブオイルの香りの多様性に魅力を感じていたことから
オリーブで起業することを決意したという村田さん。
「オリーブの知識が全然ない頃は、
たとえば、リンゴっていえばこの香り、
桃だったらこの香りっていう、1対1の関係がオリーブにもあると思ってたんです。
でも実際は、オリーブの香りってすごく複雑でいろんな香りがある。
それをはじめて感じたのが大学3年生の頃で、
オリーブって何なん!?って思って、
それからオリーブオイルの香りにすごく興味を持っていました。
だから、オリーブで起業して、自分の好きな香りのオリーブオイルを作ろうって思ったんです」
これは村田さんが育てているギリシャ原産のコロネイキという品種のオリーブ。
めずらしいものも含めて多品種を育てていて、
それらを少しずつ割合を変えながらブレンドの比率を試行錯誤し、
理想の香りに近づけてブレンドしたのが
今回受賞した「Aromatiche(アロマティケ)」です。
めずらしいものも含めて多品種を育てていて、
それらを少しずつ割合を変えながらブレンドの比率を試行錯誤し、
理想の香りに近づけてブレンドしたのが
今回受賞した「Aromatiche(アロマティケ)」です。
「花のような香りをイメージしてブレンドしました。
開けた瞬間にふわっと香り立つような感じ。
味はシナモンとハーブが強く出る感じで、辛味もあるけど全体的には甘い感じの仕上がりになりました」
開けた瞬間にふわっと香り立つような感じ。
味はシナモンとハーブが強く出る感じで、辛味もあるけど全体的には甘い感じの仕上がりになりました」
品評会の審査講評では、
「シナモン、ミント、グリーンアーモンド、フレッシュハーブをイメージさせる香りとともに
苦味辛味のバランスがよく、心地よいハーモニーと後味の絡みの持続性を持った
素晴らしいオリーブオイルでした」
と評価されていました。
起業して1年目で約100本のオイルを製造したAMYFARM。
今は剪定作業の真っ最中です。
今は剪定作業の真っ最中です。
「もう今年はすべてが初めてのことだらけで、
起業してからも島の先輩方とかオリーブ課の方、普及センター、
いろんな方にあれこれ教えてもらいながらいろいろ学んだ1年でした。
本当に周りに支えられていて、ありがたいなと思っています。
次年度は、まずは製造本数を増やすこと、
そしてAromaticheとは違う香りの新しいブレンドオイルも作りたいなと思っています。
あとは販売力アップ!笑
周りのみなさんに助けてもらいながら
今より少しでもレベルアップしていけたらと思います」
令和5年度香川県オリーブオイル品評会で香川県知事賞を受賞した「Aromatiche」は、
AMYFARMのネットショップのほか
小豆島町ふるさと納税、
そしてなぜか、高松市にある和菓子店「夢菓房たから」で購入できます。
本数に限りがあるので、気になる方は早めにチェックしてみてくださいね。
AMYFARM
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