1月20日からスタートしている
二十四の瞳映画村 ギャラリーKUROgOの企画展へ行ってきました。
二十四の瞳映画村 ギャラリーKUROgOの企画展へ行ってきました。
太田昭生写真展
「二十四の瞳」の原風景を求め、瀬戸内への旅
1月20日(土)〜4月7日(日)
タイトルに二十四の瞳の原風景、とあるように、
瀬戸内の島々に残る学校や子どもたちの学びの面影を収めた写真が並んでいます。
香川県のみならず、岡山や愛媛、山口の離島にある廃校も撮影されています。
定期便もなく、泊まる宿もない島もあったそうで、
撮影に行くだけでもかなり大変だったことが想像できます。
そうして集められた島々の写真からは
かつてにぎやかだったころの面影と、今の静かな暮らしの空気が伝わってきます。
最後の壁面には、戦争の遺構を写した写真も並んでいます。
これは、「二十四の瞳」は反戦文学でもあるということから。
毒ガスの製造や人間魚雷の基地など、瀬戸内の島は戦時中、
今の穏やかな景色とはまったく違う顔を持っていたんですね。
太田昭生さんは、元高校教師。
小豆島には、学生時代にお世話になった、という方も多いのではないでしょうか。
小豆島には、学生時代にお世話になった、という方も多いのではないでしょうか。
元々、記録としての写真をずっと続けてこられたそうで、
これまでに瀬戸内の島の歴史や文化を写した写真集も出されています。
これまでに瀬戸内の島の歴史や文化を写した写真集も出されています。
KUROgOでの企画展の期間中は、毎週土曜日に太田さんが終日在廊。
撮影の裏話なども聞きながら展示作品を鑑賞できるだけでなく、
これまでの写真集も見せてもらいながら
瀬戸内の島々に実際に行って感じたことなどを直接聞くことができます。
企画展は4月7日(日)まで。
ぜひ、太田さんが在廊している土曜日に訪れてみてください。
ギャラリーKUROgOへの入場は無料です
※二十四の瞳映画村入場料は必要
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