2月4日(日)、毎年恒例のヤマロク祭りが開催されます✨
ヤマロク祭り2024
日程:2月4日(日)
時間:9時〜16時
場所:ヤマロク醤油(小豆島町安田甲1607)
今日の「瀬戸内しまラジ!」では
ヤマロク醤油の山本康夫さんにご出演いただき、
木桶醤油造りについてお話しいただいています。
「今、うちでは今は全量木桶で醤油を造っています。
でも、自分の代はいいけれど
次の世代は大丈夫かということを考え始めたんですね。
それで、会社としての経営理念を
“子や孫の世代に本物の木桶醤油を残したい”というふうに決めて、
それを目指してすべて行動するようになったんです」
そうして木職人復活プロジェクトが始動。
毎年1月末(今年は2月頭にかかりましたが)に行われる
木桶による発酵文化サミットやヤマロク祭りで
木桶作りの様子を公開してきました。
今年のヤマロク祭りの詳細は以下の通り。
【タイムテーブル】
10:00〜 20石新桶の底入れ
11:00〜 お菓子投げ
タガフープ小豆島予選
12:00〜 お菓子投げ
13:00〜 フライングペーパー
13:10〜 タガフープ世界選手権大会
14:00〜 フライングディナー
【出店】
・ベストフード(全国の木桶醤油を使用した加工品)
・UCHINKU
・焼肉 道草
・池田漁協キッチンカー
・小豆島焼きそば
そして今回は、被災地への支援も実施。
鶴醤を、通常の半額以下となる300円で販売し、
売上の全額、つまり300円を日本赤十字社に義援金として送るそうです。
木桶職人復活プロジェクトの仲間である、輪島市の谷川醸造さんのもろみ蔵を含む工場が全壊。
仲間の谷川醸造さんと能登半島の方々を応援しようと、今回の試みが行われます。
「木桶職人復活プロジェクトで木桶職人さんに弟子入りして
自分たちで木桶を作る技術を身につけました。
それを自分たちで作るだけじゃなく、技術をオープンにして全国のいろんなメーカーと協力して
1%しかない木桶醤油の市場をみんなで奪い合うんじゃなく、
みんなで協力して木桶をPRしながら1%を2%にしようと活動しているんです」
今年も、2月4日のヤマロク祭りの前には
1月29日〜2月1日は木桶職人の技術交流、
2月2日と3日は木桶による発酵文化サミットが行われ、
木桶醤油や木桶で造る発酵食品のメーカーが集まって
意見交換や技術交流を行います。
近年は海外に向けた出荷も増えている木桶醤油。
「醤油は発酵食品で、木でできた容器で熟成している。
つまりワインやウイスキーのようなものだ」と説明すると
海外の方には木桶醤油が蔵ごとに味が違うことなどがよく理解してもらえるそうです。
「小豆島がワインでいうボルドーやブルゴーニュのような産地になることで、
小豆島を訪れて木桶醤油を知った人がその後リピーターになって
全国の醤油蔵を巡ってもらえるようになるといいですね」
≪関連記事≫