2023年11月21日

2023年小豆島産緑果オリーブオイルができました/井上誠耕園

231117_井上誠耕園 (76)00.JPG

今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では
井上誠耕園 農園管理部課長の井上健也さんにご出演いただき
今年の小豆島産緑果オリーブオイルについてお話しいただいています。


230913_井上誠耕園 (34)00.JPG

まず気になる、今年のオリーブの出来は?

「今年も十分満足のいくオリーブができたと自負しています。
実太りのいい実がたくさん採れたのと、
実自体も病害が少なくきれいな実が多いという印象です」


231117_井上誠耕園 (11)00.JPG

9月中旬から始まった井上誠耕園のオリーブの収穫も、11月中旬で終了。
これからさまざまなオリーブオイル製品となって店頭に並びます。

なかでもこちら、発売されたばかりの
小豆島産エキストラヴァージンオリーブオイル 緑果✨
毎年心待ちにしているファンの多いオイルです。

231117_井上誠耕園 (43)00.JPG


小豆島産エキストラヴァージンオリーブオイル 緑果は、
単一品種だけを搾ったオイルではなく
ミッションをはじめ園内のさまざまな種類のオリーブを
その年のオイルの状態を見極めてブレンドしてお届けしています。
今年のオイルは緑果ならではのさわやかさに加え、スッキリとクリアな味わいに仕上がっていると思います」

230913_井上誠耕園 (20)00.JPG

今でこそ、オリーブオイルにはまだ青い早摘みの実を搾ったものと
完熟した実を搾ったものがあると認知されていますが、
井上誠耕園で「緑果」という名で早摘みのオイルを作り始めたのは17、8年前。
意外とまだその歴史は浅いんです。

「現在の3代目園主が2代目から農園を引き継いだとき、
『オリーブの実をよく見て、熟度をしっかり見極めなさい』と言われたそうです。
それは新漬け用の実を収穫するときに言われたそうなんですが、
『ちょっとの熟度の違いで新漬けの味わいが変わるなら、オイルにしたらどうなんだろう』
と3代目園主が考え、試験的に青い実を搾ったのが最初でした。
世界的に見ても、オリーブオイルは完熟した黒や紫色の実を収穫して搾るのが一般的でしたが、
こうしてテスト的に搾った緑の果実で、
完熟の果実では味わえないオリーブオイルができたというわけなんです」

231117_井上誠耕園 (10)00.JPG

さて、気になるその味わい方ですが、
フレッシュでさわやかな香味を楽しむために、加熱せず生でいただくのがおすすめ。
そのうえで、井上家ではどんなふうに楽しんでいるのか聞いてみました。

「わが家では食事に使うオイルはほとんどオリーブオイルと言っていいほどなんです。
緑果オリーブオイルは何にでも合うのが特徴ですね。
たとえば、食事をしていて、何かちょっと味付けが物足りないなとか、
醤油を足したいとか、柚子が合いそうとか、感じることってありますよね。
そんなときにこの小豆島産緑果オイルをちょっとかけてもらうと
すごくおいしくなるんです。
緑果オイルは、食事の楽しさをいっそう高めてくれるものだと思います。
本当に何にでも合うので、そんな風にみなさんにも使っていただけると嬉しいですね」

小豆島産エキストラヴァージンオリーブオイル緑果の購入は、
井上誠耕園のオンラインショップまたは
小豆島の「らしく園」1階にあるショップmother’s
高松市の商店街にある田町店でどうぞ。


井上誠耕園「らしく園」
THE STYLE SHOP mother's
小豆島町蒲生甲61-4
0879-75-1133
営:9時〜17時
休:無休(臨時休業あり)

井上誠耕園 田町店
高松市田町4-15
087-802-2335
営:10時〜18時30分、日曜・祝日10時〜17時30分

オンラインショップはこちら


≪関連記事≫







posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☀ | TrackBack(0) | ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック