秋といえば、食欲の秋❗…と言いたくなるところですが
芸術の秋、読書の秋というのもありますね。
芸術の秋、読書の秋というのもありますね。
小豆島ゆかりの作家といえば、
小説「二十四の瞳」の作者、壺井栄。
小豆島出身で、昭和42年に67歳で亡くなるまで
数多くの小説や随筆を書き残しました。
二十四の瞳映画村にある壺井栄文学館。
映画村の入村料を払えば無料で入館・見学することができます。
映画村の入村料を払えば無料で入館・見学することができます。
館内には代表作「二十四の瞳」の原稿のほか、愛用品や数々の初版本などを展示。
また、栄の夫で小豆島出身の詩人、壺井繁治や
同じく小豆島出身の作家、黒島伝治にまつわる資料も展示されています。
現在、企画展「山口大二コレクション」を開催中。
壺井栄に関連する資料を収集し、栄自身とも交流のあった山口大二氏が所蔵していた
数々の署名入り初版本や直筆原稿、書簡など
貴重な資料を見ることができます。
貴重な資料を見ることができます。
「二十四の瞳」は、小さな村の小学校に赴任してきた若い女性教師と
その12人の教え子たちの心の交流を通して
教育、貧困による生活苦、そして戦争などさまざまな社会的テーマを描いた小説。
その12人の教え子たちの心の交流を通して
教育、貧困による生活苦、そして戦争などさまざまな社会的テーマを描いた小説。
いま、世界各地で起こっている戦争や自然災害。
その影響を受けて教育の機会を失い、明日の生活もどうなるかわからないなかで暮らす子どもたち。
こうした状況で私たちは何を考え、どういう選択をしていけばいいのか、
今から70年以上前に書かれた小説「二十四の瞳」が教えてくれるかもしれません。
ギャラリーKUROgOでは、企画展「紡ぐ記憶」を開催中。
小豆島在住の鋳造作家、柴田早穂さんによる作品と
その制作の過程を記録した映像作品「未来から触れる小さくて大きな記憶」を
鑑賞することができます。
小豆島在住の鋳造作家、柴田早穂さんによる作品と
その制作の過程を記録した映像作品「未来から触れる小さくて大きな記憶」を
鑑賞することができます。
映像作品は40分超とかなりのボリュームですが、見ているとあっという間。
作品制作の記録の合間に小豆島の美しい風景が差し込まれていて
その美しさに時間を忘れて見入ってしまいますよ。
ブックカフェ書肆海風堂では「二十四の瞳」や映画に関する書籍を読みながら
こだわりのコーヒーやドリンクを楽しむことができます。
こだわりのコーヒーやドリンクを楽しむことができます。
映画『二十四の瞳』で大石先生を演じた昭和の大女優、高峰秀子ギャラリーも併設しているので
そちらもぜひ見てみてください。
コスモス畑が見頃を迎えた秋の映画村。
芸術の秋、そして読書の秋、文学の秋。
もちろん食欲の秋も、たっぷり映画村で楽しんでくださいね。
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