小豆島の池田漁業協同組合で昨年から試験養殖を始めた小豆島天領真牡蠣(しょうどしまてんりょうまがき)。
昨年8月頃から成長した牡蠣が島内のホテルや飲食店などを中心に少しずつ流通し始めましたが、
2年目の牡蠣たちも成長し、今まさに出荷が始まっています。
この小豆島天領真牡蠣の最大の特徴は、年中おいしく食べられること。
牡蠣は通常6月頃に産卵するのでその時期は身が痩せてしまうのですが
小豆島で養殖している三倍体マガキという牡蠣は産卵しないため
夏でも身が痩せず、一年を通して身の大きさの安定したおいしい牡蠣が食べられるんです。
池田漁協で牡蠣養殖を担当している平見さんと三好さんに話を聞いてきました。
「昨年の夏、7月頃から稚貝を育て始め、今その貝が育ってどんどん出荷しているところです。
牡蠣によって成長スピードにも個体差があるので、
育ったものから順次出荷という形ですね。
出荷先はまだ島内がメインで、ホテルや居酒屋が中心。
居酒屋さんでも、やっぱりこの時期に牡蠣ってめずらしいしおいしいから、
すぐ売り切れてしまうそうですよ」
確かに、夏や秋においしい牡蠣が食べられるとなれば、
牡蠣好きは絶対うれしいですよね。
「今期からは四海漁協さんも一緒に養殖を始めました。
来年からはさらにほかの漁師さんたちも加わる予定で、
小豆島の牡蠣養殖チームがどんどん大きくなっています」
来年からはさらにほかの漁師さんたちも加わる予定で、
小豆島の牡蠣養殖チームがどんどん大きくなっています」
小豆島の海は波が穏やかなので、牡蠣の入ったバスケットを揺らすために
以前は船で周辺を走り回ったりして波を起こしていましたが、
今年から牡蠣の入ったバスケットを自動で回転させる装置を導入したおかげで
船で走る手間がなくなっただけでなく
牡蠣自体の身入りもよく、貝の形もきれいになったそうです。
以前は船で周辺を走り回ったりして波を起こしていましたが、
今年から牡蠣の入ったバスケットを自動で回転させる装置を導入したおかげで
船で走る手間がなくなっただけでなく
牡蠣自体の身入りもよく、貝の形もきれいになったそうです。
そんな小豆島天領真牡蠣、実は少し前から小豆島町ふるさと納税の返礼品にもなっています。
「おすすめの食べ方は、やっぱり酒蒸しでシンプルに食べてもらうのがおいしいと思います。
生が好きな人は生もいいけど、今、生食用の出荷ができるよう設備を整えているので
生食はもう少しお待ちください」
そう、生食用として出荷するには既定の殺菌処理をする必要があり
そのための設備を今漁協の隣に準備中なんです。
ふるさと納税では加熱用として出しているので、必ず加熱して食べてくださいね。
そのほか、池田漁協ではだしセットや小豆島の魚介を使ったオリーブオイルコンフィなど
さまざまな品をふるさと納税に出しているので
今年のふるさと納税がまだの人はチェックしてみてください。
さまざまな品をふるさと納税に出しているので
今年のふるさと納税がまだの人はチェックしてみてください。
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