小豆島では、今まさにオリーブの収穫シーズンを迎えています。
今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では
井上誠耕園 農園管理課課長の井上健也さんに出演いただき
今年の収穫の様子や新漬けについてお話しいただいています。
「井上誠耕園では9月11日から今年の収穫が始まりました。
9月13日にはアザパという品種の収穫作業を行い、
収穫した実はその日のうちに新漬けの製造工程に入っています。
アザパは大ぶりな品種で新漬けにしてもコリコリとした歯ごたえのある果実なので
食べ応えがしっかりあるのが特徴。
しかも栽培が難しいので希少価値が高いんです」
9月13日にはアザパという品種の収穫作業を行い、
収穫した実はその日のうちに新漬けの製造工程に入っています。
アザパは大ぶりな品種で新漬けにしてもコリコリとした歯ごたえのある果実なので
食べ応えがしっかりあるのが特徴。
しかも栽培が難しいので希少価値が高いんです」
アザパは井上誠耕園の園地でも30本ほどしか栽培しておらず、
そのため新漬けとして出せる量も限りがあります。
例年、発売するとすぐに売り切れるほど人気なんだそう。
オリーブの新漬けの発売は、10月10日(火)から。
アザパの新漬けを食べてみたい人は、
ぜひ早めにチェックしてみてくださいね。
ぜひ早めにチェックしてみてくださいね。
アザパ 新漬け(写真提供:井上誠耕園)
アザパは実が大きくてコリっとした食感で香りもさわやか。
マンザニロはやわらかくジューシーでマイルドな味。
ミッションは実が小ぶりでコリコリとした食感。
マンザニロはやわらかくジューシーでマイルドな味。
ミッションは実が小ぶりでコリコリとした食感。
新漬けも品種によって特徴があるので、ぜひ食べ比べてお気に入りを見つけてくださいね。
マンザニロ 新漬け(写真提供:井上誠耕園)
「オリーブは品種によって熟度が違うので、
まずはアザパ、そしてマンザニロ、ピクアルと続き、
10月に入るころにはメイン品種であるミッションの収穫がピークになります。
水はけのいい土地を好むという特徴はどの品種も同じですが、
なかには病害虫に強いとか湿気にも多少の抵抗があるとか、
枝の成長の仕方も横に広がりやすいとか上に伸びていくとか、
品種によっていろんな特性があります。
そういった品種ごとの特性も見極めながら、一年をかけて栽培しています」
まずはアザパ、そしてマンザニロ、ピクアルと続き、
10月に入るころにはメイン品種であるミッションの収穫がピークになります。
水はけのいい土地を好むという特徴はどの品種も同じですが、
なかには病害虫に強いとか湿気にも多少の抵抗があるとか、
枝の成長の仕方も横に広がりやすいとか上に伸びていくとか、
品種によっていろんな特性があります。
そういった品種ごとの特性も見極めながら、一年をかけて栽培しています」
「オリーブは本当に繊細な果実で、
枝から離れたその瞬間から酸化、つまり劣化が進んでいきます。
だから、収穫のときもできるだけやさしく、キズがつかないよう手作業で収穫して
収穫後はすぐに選果し、出来るだけ早く新漬けやオイルに加工するようにしています」
枝から離れたその瞬間から酸化、つまり劣化が進んでいきます。
だから、収穫のときもできるだけやさしく、キズがつかないよう手作業で収穫して
収穫後はすぐに選果し、出来るだけ早く新漬けやオイルに加工するようにしています」
選果作業の様子
「井上誠耕園では、11月中旬頃までには今年の収穫が終わる見込みです。
収穫が終わればオリーブは休眠期。その時期には枝の剪定をして、
古くなった枝を切ってやることで木の若返りを図ります。
その結果が次の年の実のつき方や成長にも影響してくるんです。
だから今、この収穫作業は、去年の冬の剪定の結果を見ているということ。
そういう意味でも、収穫はまさに一年の集大成ですね」
収穫が終わればオリーブは休眠期。その時期には枝の剪定をして、
古くなった枝を切ってやることで木の若返りを図ります。
その結果が次の年の実のつき方や成長にも影響してくるんです。
だから今、この収穫作業は、去年の冬の剪定の結果を見ているということ。
そういう意味でも、収穫はまさに一年の集大成ですね」
旧池田町の街並みを見下ろす斜面に広がる井上誠耕園のオリーブ畑。
ここで収穫された早摘みの実を使った新漬けは、
10月10日(火)に店舗およびインターネットで解禁となります。
10月10日(火)に店舗およびインターネットで解禁となります。
小豆島の、この時期だけの旬の味をぜひ楽しんでみてください。
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