9月11日から、井上誠耕園でオリーブの収穫がスタートしました。
まだまだ夏のような日差しが照りつけるなか、
一つひとつていねいに実を収穫していきます。
収穫が行われている農地から見えるのは、
オリーブと柑橘の畑が広がる斜面、その下には旧池田町の街並みが広がっていて
まさに絶景です。
オリーブと柑橘の畑が広がる斜面、その下には旧池田町の街並みが広がっていて
まさに絶景です。
ここは百年の丘と名付けられている場所。
小豆島にオリーブが根付いて100周年の年に新しく休耕地を開墾してできた土地で、
100周年というアニバーサリーであると同時に、
これから100年先までこの土地が価値ある財産として将来に残っていってほしい
という思いを込めて百年の丘と名付けられたそうです。
今年の収穫は例年に比べて少し早めにスタート。
というのも、今年は雨が多くて気温も高かったため
炭素病菌がまん延し始めているという情報があり、
その被害を受ける前に早めに収穫しようということだそう。
というのも、今年は雨が多くて気温も高かったため
炭素病菌がまん延し始めているという情報があり、
その被害を受ける前に早めに収穫しようということだそう。
収穫作業には、今年入社した社員と去年入社した社員も参加しています。
なぜ新入社員だけではなく2年目の社員も参加しているかというと、
昨年の収穫作業のあとに自分たちで枝を剪定した、その結果が今年の実に現れているから。
自分たちが手をかけた結果を知ることは農業の楽しみでもあるから、
そういう楽しさや、農業・農作物への慈しみの気持ちを持って
自分たちの業務に取り組んでほしい。
そんな思いから、2年の農地研修の期間を設けているそうです。
昨年の収穫作業のあとに自分たちで枝を剪定した、その結果が今年の実に現れているから。
自分たちが手をかけた結果を知ることは農業の楽しみでもあるから、
そういう楽しさや、農業・農作物への慈しみの気持ちを持って
自分たちの業務に取り組んでほしい。
そんな思いから、2年の農地研修の期間を設けているそうです。
この日収穫しているのは希少なアザパ種。
実が大振りで、新漬けにするとコリコリとした食感が楽しめるそうです。
実が大振りで、新漬けにするとコリコリとした食感が楽しめるそうです。
アザパ種は希少な品種で、井上誠耕園でも30本ほどしかなく、
この日1日で採り切ってしまうそうです。
収穫後はすぐに選果を行います。
まずは機械でキズのあるものをはじいて、
きれいな実をさらに人の目と手で大きさごとに分類します。
まずは機械でキズのあるものをはじいて、
きれいな実をさらに人の目と手で大きさごとに分類します。
一年ぶりの選果作業、まずはみんなで大きさの感覚をすり合わせるそう。
そうして始めて、しばらく日にちが経つとまた徐々に感覚がずれてくるので
また改めて認識をすり合わせて、選果の基準がブレないようにしています。
手作業ならではの、細やかな調整が必要なんですね。
選果を終えた実はこの日のうちに作業場へ運ばれ、
新漬けの製造作業に入ります。
新漬けの製造作業に入ります。
まずは10月10日に新漬けが解禁、
そして緑果オリーブオイル、完熟オリーブオイルと続いていきます。
今シーズンのオリーブを味わうのが今から楽しみですね。
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