今日、9月1日は防災の日。
ちょうど100年前、1923年の9月1日に関東大震災が発生した
ことにちなんで制定されたものです。
ちょうど100年前、1923年の9月1日に関東大震災が発生した
ことにちなんで制定されたものです。
そしてちょうどこの9月というのは、日本では台風が増える時期でもあります。
防災について意識を向けておきたいですね。
比較的気候が穏やかな瀬戸内地域ですが
小豆島でもこれまで台風や高潮、地震などたくさんの災害に見舞われてきました。
小豆島でもこれまで台風や高潮、地震などたくさんの災害に見舞われてきました。
事前にある程度の備えができる台風はまだしも、
突然起こる地震に対しては
日本人ですら冷静に対処するのは困難なこともあります。
ましてや、日本の災害に関する知識が少ない外国人はなおさらのこと。
そこで、先月小豆島町で行われたのが
外国人向けの防災ワークショップ。
外国人向けの防災ワークショップ。
JICA四国(独立行政法人 国際協力機構 四国センター)や
EGN(特定非営利活動法人えひめグローバルネットワーク)のスタッフ、
そして小豆島町の職員によって、
防災のために知っておくべきことや
災害の際にどう行動するかなどがレクチャーされました。
参加したのは、島内の企業で技能実習生などとして働く
ベトナム人やインドネシア人の方たち。
日本語がまだよくわからない人には通訳も付いて、
やさしい日本語でゆっくりと説明します。
ベトナム人やインドネシア人の方たち。
日本語がまだよくわからない人には通訳も付いて、
やさしい日本語でゆっくりと説明します。
起震車で地震の揺れを体験。
南海トラフ地震で想定される最大震度「7」を体験します。
南海トラフ地震で想定される最大震度「7」を体験します。
避難所で使う簡易トイレやテント、ベッドなども
実際にやってみることで組み立て方や使い方を学びました。
実際にやってみることで組み立て方や使い方を学びました。
やさしい日本語版、英語版、タガログ語版などの防災ガイドブック
小豆島町内には約170人の外国人が住んでいます。
170人ということはつまり、町民全体の1%を超えているんです。
そうしたことからも、外国人向けの防災訓練が必要だという考えから、
小豆島町ではこうした活動に取り組んでいます。
170人ということはつまり、町民全体の1%を超えているんです。
そうしたことからも、外国人向けの防災訓練が必要だという考えから、
小豆島町ではこうした活動に取り組んでいます。
「在住外国人のなかでもとくに技能実習生の方は、
若い単身の方がほとんどです。
職場以外の場所で災害が起こったときは、
自分で判断して避難する必要があるので
正しい防災の知識を付けておいてもらえたらと思います。
また、若い外国人の方にこうした研修を通して
仮設トイレやテントの使い方を知っておいていただくことで
実際に災害が起きたときに、ただ避難するだけじゃなく
率先して動いてもらいたいという期待もあります」
と、小豆島町総務課の方。
災害が起きたときは、日本人も外国人も同じ、いち避難者。
もしものとき、島で暮らす人たちが助け合って命を守れるよう、
平時から備えておきたいですね。
もしものとき、島で暮らす人たちが助け合って命を守れるよう、
平時から備えておきたいですね。
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