小豆島町では
“こどもの夢応援プロジェクト”を行っています。
島と都会の子どもたちの体験格差を少しでも減らし、
未来を担う島の子どもたちが貴重な経験を積みながら成長できる環境を作ろうというものです。
そのプロジェクトの一環として8月26日に行われたのが
きみも未来の金メダリスト! ドリームバドミントン教室。
その様子をお届けします。
小学生を指導する様子(写真提供:小豆島町)
この日、講師を務めたのは
元バドミントン日本代表の橋礼華さん。
リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得した
タカマツペアの激闘は、みなさん記憶に残っているのではないでしょうか。
参加者は、小豆島町・土庄町の小中高生約70人。
準備体操やウォーミングアップを入念に行ったあと、
基本のシャトル打ちの練習や
高橋さんも入ってダブルスでのエキシビションマッチなどが行われました。
高校生を指導する様子(写真提供:小豆島町)
シャトル打ち練習では、足の運びやつま先の向き、腕の振り方などを
橋さん自身が手本を見せながらていねいに指導。
各コートを回り、一人ひとりにアドバイスをしていました。
エキシビジョンマッチでは、
橋さん・子どもペア VS 子ども2名ペアでダブルスの試合を実施。
子どもたちは緊張しながらも、
橋さんから「ドンマイ!」「ナイスショット!」などと声をかけられると笑顔を見せていました。
橋さんの強烈なショットが決まると、会場中から大きな拍手が✨
サイン会の様子(写真提供:小豆島町)
最後の質問タイムでは、
「バドミントンを始めたきっかけは?」
「試合で緊張してしまうときどうすればいいか」
「どうすれば強くなれるか」などと質問が飛び、
一つひとつの質問に時間をかけて答えてくれました。
「どうすれば強くなれるか」の質問に対しては、「練習すること。」という
シンプルながらも基本を大切にする橋さんらしい回答がありました。
教室終了後のサイン・写真撮影会では行列ができ、
参加者はそれぞれラケットバックやウェアなどにサインをもらっていました。
世界で活躍したトップアスリートによる直接指導を受け、
子どもたちにはとてもいい経験になったと思います。
今回の経験を通して子どもたちが自分の夢や将来について自ら考え、
将来の夢に近づくきっかけになるといいですね。
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