お盆のシーズンは、自然とふるさとのことを思い出しますよね。
なつかしい風景、子どもの頃に参加した地域の行事など
なくなってほしくないと思うものばかりです。
なつかしい風景、子どもの頃に参加した地域の行事など
なくなってほしくないと思うものばかりです。
今日の「瀬戸内しまラジ!」放送は、中山自治会会長の井口平治さんがご出演。
小豆島の中山地区の伝統、そして中山農村歌舞伎舞台のクラウドファンディングについてお話しいただいています。
中山の農村歌舞伎舞台
中山地区には、中山千枚田と呼ばれる棚田が広がり、
今も多くの人が実際に耕作し、
またこの風景を残そうとさまざまな活動が続けられています。
今も多くの人が実際に耕作し、
またこの風景を残そうとさまざまな活動が続けられています。
そんな棚田に囲まれるようにたたずむのが、この地区の守り神、春日神社。
この春日神社の目の前に農村歌舞伎舞台があり、
神社の秋季例大祭にあわせて地域の人たちによって奉納歌舞伎が演じられてきました。
「この中山という場所は、虫送りや棚田、そして歌舞伎が有名な場所です。
とくに歌舞伎は300年以上前から続いていて、子どもからお年寄りまでみんなが親しんでいるものです。
毎年秋に奉納歌舞伎を行ってきましたが、今年は舞台の大規模改修中につき
今年の奉納歌舞伎は中止が決まっています」
現在の歌舞伎舞台の様子
この歌舞伎舞台は、香川県の重要有形民俗文化財です。
「調査の結果、この舞台は倒壊寸前になっているとのことで
基礎からやりなおし、今はほぼ柱のみが残った状態になっています。
そしてこの改修工事が始まってからも、
工事が進むにつれてどんどん悪い箇所が出てきて、
当初の予定より工事にかかる費用がかなり増える見込みなんです。
そこでクラウドファンディングでみなさんの支援をいただきたいということと、
そこでクラウドファンディングでみなさんの支援をいただきたいということと、
あわせて、この小さな集落で歌舞伎を守り続けているということも
知っていただきたいと思っています」
重要文化財の修繕ということで、国や県、町からも補助を受けていますが
地域の財産だからということで地域でも負担をしています。
それでも足りない分を、クラウドファンディングで補おうということなんですね。
地域の財産だからということで地域でも負担をしています。
それでも足りない分を、クラウドファンディングで補おうということなんですね。
「クラウドファンディングはREADYFOR(レディフォー)というサイトで行っており、
目標金額は700万円。
目標金額は700万円。
期限は8月31日までとなっておりますので
ぜひみなさんご協力いただければと思います」
農村歌舞伎(昨年の様子)
そしてなんと、つい昨日、
8月14日に目標の700万円を達成
今は、1,000万円という第2目標を立てて、
引き続き8月31日まで支援を受け付けています。
リターン品は、
中山の棚田で作ったお米、
中山地区の製粉業者が作るそうめんなどのほか、
改修後の歌舞伎舞台で行われる奉納歌舞伎の観劇、
さらには歌舞伎の役者と同じ化粧や着付けの体験をするなど
さまざまなリターンが用意されています。
詳細は、READYFOR(レディーフォー)で「中山の舞台」と検索してみてくださいね。
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