一年でもっとも日中の時間が長い夏至。
この夏至をはさんで前後20日ずつ、計40日ほどの間だけ見られるのが
洞雲山の夏至観音です。
観音寺の白石住職によると、そのはじまりはこんな話。
約30年前、ある巡拝団体の老僧が「小豆島の1番札所で奇妙なことがある」という夢を見ました。
そこで息子さんが檀家さんと一緒に1番札所の洞雲山へお参りに行き、参拝の記念に写真を撮ったところ、
その写真に岩肌に浮かぶ観音様の姿が写っていたのです。
知らせを受け、観音寺の加藤住職は観音像が現れる季節や時間帯を調べました。
その結果、夏至の前後20日ずつ、計40日ほどの間、晴れた日の午後15時過ぎの数分だけ出現するということがわかり、
この神秘の現象は夏至観音と名付けられました。
知らせを受け、観音寺の加藤住職は観音像が現れる季節や時間帯を調べました。
その結果、夏至の前後20日ずつ、計40日ほどの間、晴れた日の午後15時過ぎの数分だけ出現するということがわかり、
この神秘の現象は夏至観音と名付けられました。
夏至観音の姿は、頭に冠を戴き
手に錫杖を持っています。
手に錫杖を持っています。
足元から段々と姿が見えはじめ、最後に頭が出現します。
それから数分もすると、今度は頭の方から形が崩れはじめていきます。
夏至観音が現れるときは、白石住職による読経が行われ
参拝者は「拝観之証」がもらえます。
この時期、限られた時間だけ見られる神秘の現象。
晴れた日はぜひ、洞雲山でご利益をいただいてください。
晴れた日はぜひ、洞雲山でご利益をいただいてください。
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