2023年05月28日

ワイングラスでおいしい日本酒アワード2023/小豆島酒造

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小豆島酒造のお酒「びびび。」と「ふふふ。」が
ワイングラスでおいしい日本酒アワード2023で金賞を受賞しました

メイン部門 / 本醸造「びびび。」金賞
プレミアム大吟醸部門 / 吟醸酒「ふふふ。」金賞

小豆島唯一の酒蔵である小豆島酒造は
小さな蔵だからこそできる地域密着の酒づくりや
個性あふれる多彩な商品展開で注目を集めています


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小豆島酒造 池田亜紀さん

「おかげさまで、いろんな商品が賞をいただいて
小豆島酒造の名前も注目されるようになってきたと感じています
やっぱりそれは、作り手の情熱と
この小豆島のショップでのスタッフの対応など
これまで地道に積み重ねてきたものの結果だと思います」


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今年は新しいお酒「ながら、」の発表もあった小豆島酒造

この「ながら、」は
小豆島の中山千枚田で育った酒米オオセトと
オリーブ酵母No.15を使って造った純米大吟醸酒です

「『ながら、』の開発にあたっては、香川県の
地域食品産業連携プロジェクト(LFP)推進事業に参加させてもらいました。
その過程でいろんな分野のプロの方の仕事を近くで見させてもらって
とても勉強になることばかりでした。
クラウドファンディングをして、新しいお酒を造って、それ一回きりで終わりではなく、
地元の地酒としてできることを続けていきたい。
今回の事業を通して得た人とのつながりも大切に、
地域貢献なんて大きなことは言えないけれど、
小さな蔵ならではの地域とのつながりを持ち続けていけたらと思っています」


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オリーブの花の咲くころ
オリーブの実のなるころ
はちはち
ながら、
など、中山千枚田の酒米やオリーブ酵母といった地元の素材にこだわった商品も展開する小豆島酒造

中山での酒米の収穫量を確保するのが長年の課題でしたが
今回のLFP事業をきっかけに中山で1名、神懸地区で2名の農家さんが
新たにオオセトを栽培してくれることになったそうです

「これまで中山のお米にこだわっていましたが、休耕田の問題は中山地区以外にもたくさんありますし
広く小豆島の酒米ということで今後も造り続けていきたいと思っています。
今後は、商品を買うことで消費者の方が生産者を応援できるような仕組みなども考えていきたいですね」


小豆島のお米と酵母を使った「ながら、」は海外のバイヤーにも注目されているとのこと
「ながら、」を入り口に小豆島酒造の他のお酒にも興味を持ってもらい
小豆島自体の注目度も高まっていくといいですね


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posted by しまラジ! at 07:00| 香川 ☁ | TrackBack(0) | ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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