3月も今日で終わり
4月から新たな環境で新生活がスタートする人も多いでしょう
4月から新たな環境で新生活がスタートする人も多いでしょう
小豆島では、大学に進学する場合、一度島の外に出なければいけません
また、島内にも高校はありますが島外の高校に進学する生徒も多数
その場合、島から通うにしても多くの時間を島外で過ごすことになります
そんな、卒業とともに島を離れる子どもたちに
島の歴史や文化を知って、それを自分の言葉で話せるようになってほしいとの思いから
開催されているのが「卒業遍路」
島の歴史や文化を知って、それを自分の言葉で話せるようになってほしいとの思いから
開催されているのが「卒業遍路」
小豆島霊場 第2番札所 碁石山の堂守、大林慈空さんが毎年実施しています
今年も3月15日に卒業遍路が行われ、中学の卒業式を終えたばかりの13人が参加しました
今年のコースは、第70番長勝寺を出発し、滝宮堂を経て笠ヶ滝へ登って護摩祈祷
その後山を降りて瀧湖寺、救世堂、東林庵、遊苦庵、宝生院、宝幢坊、旧八幡宮とまちの中の札所を巡り、最後に観音堂、行者堂、浄源坊、本覚寺でラスト
その後山を降りて瀧湖寺、救世堂、東林庵、遊苦庵、宝生院、宝幢坊、旧八幡宮とまちの中の札所を巡り、最後に観音堂、行者堂、浄源坊、本覚寺でラスト
たくさんの札所を巡る歩き遍路コースでした
地元の方のお接待もありました
なかにはお参りに慣れた子もいたようですが、ほとんどは般若心経もはじめて唱える子ばかり
最初はたどたどしく声も小さかったですが、これだけたくさんの札所を巡っただけあって
最初はたどたどしく声も小さかったですが、これだけたくさんの札所を巡っただけあって
最後は大きな声ですらすら唱えられるようになっていました
お昼は瀧湖寺そばの広場で。河津桜が満開でした
「こんな道歩いたことない」「小豆島じゃないみたい」といった声も
島で生まれて島で育っていても、意外と自分が住んでいる地域や通学路以外のことは知らなかったりするんですよね
島で生まれて島で育っていても、意外と自分が住んでいる地域や通学路以外のことは知らなかったりするんですよね
歩いたことのないような山道も、普段は車で通り過ぎている国道も、はじめて訪れる集落の細い道も
全部自分の足で歩くからこそ、見えることや気付くことがあると思います
全部自分の足で歩くからこそ、見えることや気付くことがあると思います
今日すぐにじゃなくても、いつかきっと
これから新しい道を歩んでいくみなさん、いつかまた小豆島の歩き遍路を思い出してくださいね
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