明日から3月。
3月といえば卒業シーズンですね。
3月といえば卒業シーズンですね。
今年の中3・高3生は、それぞれ中学・高校入学と同時にコロナが流行し始め、
3年間ずっと学校行事なども制限され続けてきた子たちです。
同級生たちとの思いでも満足に作れないまま、高校・大学への進学で
春から島を離れていく子も多いでしょう。
昨年の様子
そんな学年だからこそ!
小豆島在住の中3・高3生のみなさん!
卒業遍路に参加して、最後の思い出を作ってみませんか?
小豆島在住の中3・高3生のみなさん!
卒業遍路に参加して、最後の思い出を作ってみませんか?
今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では
小豆島霊場第8番札所 常光寺副住職の大林慈空さんに
卒業遍路についてお話をお聞きしています。
大林慈空さん
「卒業遍路は、2015年から毎年卒業シーズンの3月中旬に行っている歩き遍路行事です。
対象は小豆島在住の中学3年生と高校3年生。
今年は3月15日(水)に行います」
対象は小豆島在住の中学3年生と高校3年生。
今年は3月15日(水)に行います」
昨年の様子
もちろん1日ですべての札所を回ることはできませんから、
卒業遍路で回るのはほんの一部。
それでも、急な山道があったり集落のなかの細道があったり、
山の景色や海の景色と、島のさまざまな景観を楽しみながら歩くことができます。
卒業遍路で回るのはほんの一部。
それでも、急な山道があったり集落のなかの細道があったり、
山の景色や海の景色と、島のさまざまな景観を楽しみながら歩くことができます。
昨年の様子
「卒業遍路を始めたのは2015年。
その前から、島の子どもたちって意外と島のことを知らないんだなと感じていたんです。
自分の住んでいる地域とか通学路以外の、地名や集落の様子をほとんど知らない子もいます。
歩き遍路をすると、島じゅうくまなく札所があって、
その前から、島の子どもたちって意外と島のことを知らないんだなと感じていたんです。
自分の住んでいる地域とか通学路以外の、地名や集落の様子をほとんど知らない子もいます。
歩き遍路をすると、島じゅうくまなく札所があって、
歩くことでその土地のことがよくわかるということが私自身実感としてあったので
島のことを知るには歩き遍路がぴったりだと思って企画しました」
島のことを知るには歩き遍路がぴったりだと思って企画しました」
卒業という人生のターニングポイントになるタイミングで小豆島霊場をめぐることで、
ふるさとの歴史や文化に興味を持つきっかけにもなりそうですね。
「卒業遍路で歩くコースは毎年違います。
今年は、まず笠ヶ滝という山岳霊場に登り、
そのあとシンパクで有名な宝生院などへお参りし、
最後は町に戻ってきて本覚寺というお寺をゴールに設定しています。
歩き遍路は初めてという子がほとんどで、
白装束や輪袈裟、杖などお遍路さんの装備は貸し出ししています。
同じ島内だけど知らない土地や集落のなかを歩くと、
見知らぬ土地に来たような感覚になるのではと思います。
小豆島の知らない側面を自分の体験を通して感じ取ってもらって、
自分の言葉で遍路ってこういうものだと語れるようになってほしいですね」
今年は、まず笠ヶ滝という山岳霊場に登り、
そのあとシンパクで有名な宝生院などへお参りし、
最後は町に戻ってきて本覚寺というお寺をゴールに設定しています。
歩き遍路は初めてという子がほとんどで、
白装束や輪袈裟、杖などお遍路さんの装備は貸し出ししています。
同じ島内だけど知らない土地や集落のなかを歩くと、
見知らぬ土地に来たような感覚になるのではと思います。
小豆島の知らない側面を自分の体験を通して感じ取ってもらって、
自分の言葉で遍路ってこういうものだと語れるようになってほしいですね」
昨年の様子
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