小豆島霊場第41番札所 佛谷山(ぶっこくさん)
40番保安寺の奥の院で、
海抜400メートルほどの場所にある山岳霊場です。
海抜400メートルほどの場所にある山岳霊場です。
2月3日、こちらの洞窟で節分の護摩炊きがありました。
正面には佛谷山のご本尊、薬師如来。
その隣には日光菩薩と月光菩薩。
その隣には日光菩薩と月光菩薩。
佛谷山のお堂は暗い洞窟のなかにあり、
ここで護摩炊きが行われます。
最初に保安寺の宮内義澄住職のお話。
「節分というのは年に4回あって、昔は立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前日をすべて節分と呼んでいました。
そのうち一年の始まりにあたる春の節分が重要視されるようになったのが室町時代ごろ。
季節の変わり目には悪魔が現れると言われていて
悪魔を滅する→魔(ま)滅(め)で、豆をまく風習が生まれたそうです」
そのうち一年の始まりにあたる春の節分が重要視されるようになったのが室町時代ごろ。
季節の変わり目には悪魔が現れると言われていて
悪魔を滅する→魔(ま)滅(め)で、豆をまく風習が生まれたそうです」
「人生には何が起こるか予想がつきません。
過去のことをいつまでも悔やんでいるのはむなしいことです。
かといって未来のことばかり夢見ていたり明日の心配ばかりしていても仕方がありません。
日々の一喜一憂にとらわれずただひたすらにその日を正しく生きていくことが大切なのです」
過去のことをいつまでも悔やんでいるのはむなしいことです。
かといって未来のことばかり夢見ていたり明日の心配ばかりしていても仕方がありません。
日々の一喜一憂にとらわれずただひたすらにその日を正しく生きていくことが大切なのです」
山陰地方の巡拝団体の皆さんや、島内の信徒さんたちが
続々と長い坂を上がってご祈祷にやってきます。
続々と長い坂を上がってご祈祷にやってきます。
狭くて暗い洞窟のなかで護摩木を炊いて
みんなで一心にお経を唱えるこの時間、この空間は
とても神聖で特別なものに感じます。
保安寺のパグちゃんたちも信徒さんをお出迎え。
節分というと豆をまいて恵方巻きを食べて、と
楽しいイベントばかりに目が行きがちですが
一年の平安を祈る大切な節目の日だということを忘れないようにしたいなと思った一日でした。
楽しいイベントばかりに目が行きがちですが
一年の平安を祈る大切な節目の日だということを忘れないようにしたいなと思った一日でした。
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