香川県内のオリーブオイル製造業者等を対象に、
オリーブオイルの品質向上や技術開発を通して、オリーブ産業の振興を図るため開催されている
香川県オリーブオイル品評会。
オリーブオイルの品質向上や技術開発を通して、オリーブ産業の振興を図るため開催されている
香川県オリーブオイル品評会。
2008年の小豆島オリーブ植栽100周年の記念事業としてスタートしました。
来週1月27日、令和4年度の香川県オリーブオイル品評会が、3年ぶりに実施されます。
お話を聞いたのは、
小豆島町オリーブ課の平木真奈美さんと、NPO法人小豆島オリーブ協会の中村郁恵さん(中村さんは写真NGでした〜💔)
小豆島町オリーブ課の平木真奈美さんと、NPO法人小豆島オリーブ協会の中村郁恵さん(中村さんは写真NGでした〜💔)
小豆オリーブ研究所の、官能評価専用ブース
オリーブオイル品評会は、小豆島にある小豆オリーブ研究所で行われます。
小豆オリーブ研究所は、日本で唯一、オリーブに特化した試験研究機関。
オリーブオイルの官能評価、つまりテイスティングによる品質評価ができる設備が備わっています。
小豆オリーブ研究所は、日本で唯一、オリーブに特化した試験研究機関。
オリーブオイルの官能評価、つまりテイスティングによる品質評価ができる設備が備わっています。
官能評価はオイルの色がわからないよう赤いグラスで行われます
中村さんによると、審査員は全部で10人。
「食用油のメーカーの方や、研究開発に携わっている人、県産品の関係者などで構成されています。
前回、令和元年度に行われた品評会で香川県知事賞を受賞したオリーブオイルに対しては、
『シナモン・チェリーを思わせる香りが特徴的なブレンドオイルで、口に含むとしっかりとした苦味、そしてピリッとした辛みの調和が素晴らしく感じました』という講評がありました」
前回、令和元年度に行われた品評会で香川県知事賞を受賞したオリーブオイルに対しては、
『シナモン・チェリーを思わせる香りが特徴的なブレンドオイルで、口に含むとしっかりとした苦味、そしてピリッとした辛みの調和が素晴らしく感じました』という講評がありました」
なんだかワインの評価みたいなコメントですね〜
自分のオイルがどれくらいの評価を受けるのか、生産者としても気になるところですよね。
小豆オリーブ研究所
雨が少なく水の管理に苦労した人も多い、今年のオリーブ。
27日の品評会ではどんな結果が出るんでしょうか。
27日の品評会ではどんな結果が出るんでしょうか。
2008年、小豆島オリーブ植栽100周年のときには
オリーブオイル品評会やオリーブ検定などさまざまな事業が行われました。
その後も、オリーブ協会やオリーブ課に事業主体が引き継がれ、
これまで続けられています。
オリーブオイル品評会やオリーブ検定などさまざまな事業が行われました。
その後も、オリーブ協会やオリーブ課に事業主体が引き継がれ、
これまで続けられています。
小豆島オリーブ検定も、2022年に3年ぶりに再開。
8月に小豆島、9月に東京でビギナー検定が実施されました。
そして、ビギナー検定合格者のみが受験できる、マイスター検定が
2月18日(土)、小豆島オリーブ公園のコンベンションホールで行われます。
「ビギナー検定は、過去問を見ていただければ比較的わかりやすいと思いますが
マイスター検定は結構マニアックな問題が出題されるので難しいです。
オリーブ課を中心に、小豆オリーブ研究所や発酵食品研究所の方にも問題を作っていただいていているんですが、
毎回リピートで受けに来てくださる方もいらっしゃいます」
と平木さん。
マイスター検定は結構マニアックな問題が出題されるので難しいです。
オリーブ課を中心に、小豆オリーブ研究所や発酵食品研究所の方にも問題を作っていただいていているんですが、
毎回リピートで受けに来てくださる方もいらっしゃいます」
と平木さん。
マイスター検定の応募締め切りは1月31日(火)。
ビギナー合格者は、ぜひ難関のマイスターにチャレンジしてみてください
応募の詳細は小豆島町オリーブ課のHPを参照ください。
オリーブ課では、3月にはオリーブセミナーも実施予定。
オリーブを用いた健康長寿の島づくり、オリーブトップワンプロジェクトの一環として行われます。
こちらは詳細が決まり次第、またお知らせしますね。
「品評会にしても検定にしても、同じことを毎年続けていくというのは簡単なようで意外と難しいことだなと思います。
品評会の審査は本当に大変だと思うんですが、審査員をしていく方と久々に今回の品評会に関してやりとりするなかで、
皆さん本当にこのイベントを楽しみにしてくださっているんだと感じています。
いろんな方の思いや行動があって開催できているんだなと実感しますね」
ずっとこの事業に携わってきた中村さんの言葉が印象的でした。
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