小豆島霊場総本院
毎年、年が明けて最初のお大師様のご縁日である1月21日に行われてきた島開き法要。
2021年、2022年はコロナのため霊場会の関係者のみで行われましたが、
今年は3年振りに以前のような形で実施することが決まりました。
2021年、2022年はコロナのため霊場会の関係者のみで行われましたが、
今年は3年振りに以前のような形で実施することが決まりました。
今日の「瀬戸内しまラジ!」放送では
小豆島霊場会会長で40番札所保安寺住職の宮内義澄さんにお話をうかがっています。
「小豆島へ毎年来られている6地区のお遍路さんを
1月21日のお大師さんの日にお迎えしようと始まった行事です。
霊場会にある大師像を港まで運んで、お遍路さんを港でお迎えして
一緒に行列を作って霊場会へ向かい、開白(かいびゃく)の法要を行います」
1月21日のお大師さんの日にお迎えしようと始まった行事です。
霊場会にある大師像を港まで運んで、お遍路さんを港でお迎えして
一緒に行列を作って霊場会へ向かい、開白(かいびゃく)の法要を行います」
小豆島霊場の信徒さんは島外にもたくさんいて、
京阪神、福井、京都、大阪、兵庫、岡山、鳥取に巡拝団体があります。
それらのお遍路さんをお迎えし、
その年のお遍路シーズンの始まりを告げる大切な行事なんですね。
京阪神、福井、京都、大阪、兵庫、岡山、鳥取に巡拝団体があります。
それらのお遍路さんをお迎えし、
その年のお遍路シーズンの始まりを告げる大切な行事なんですね。
「小豆島霊場の信徒さんは、毎年とか、年に数回とか来られる方が多いので、
なかには40回も50回も来ているという人も多いんです。
第2のふるさとのように思っているのではないでしょうか。
小豆島遍路といえばやっぱり、島の人たちとの家族的なふれあい、寺院とのふれあいが特徴です。
お遍路さんも小豆島へ来ることを楽しみに来られているんですよ。
そういう理由もあってこういった法要が長く続いているんだと思います」
なかには40回も50回も来ているという人も多いんです。
第2のふるさとのように思っているのではないでしょうか。
小豆島遍路といえばやっぱり、島の人たちとの家族的なふれあい、寺院とのふれあいが特徴です。
お遍路さんも小豆島へ来ることを楽しみに来られているんですよ。
そういう理由もあってこういった法要が長く続いているんだと思います」
過去の島開きの様子
2020年までの島開き法要では、但馬金剛弘徳会のみなさんがフェリーでやってきて
霊場会をはじめとする島の方々が港でお迎えしていましたが
今年はフェリーのダイヤが変わった関係で、金剛弘徳会のみなさんは前日に入って宿泊。
21日当日の朝10時50分、土庄港にあるアート作品「太陽の贈り物」の前に集合して
そこで海に向かって般若心経をお唱えし、
それから旭屋旅館の前で行列を組んで行道がスタートします。
霊場会をはじめとする島の方々が港でお迎えしていましたが
今年はフェリーのダイヤが変わった関係で、金剛弘徳会のみなさんは前日に入って宿泊。
21日当日の朝10時50分、土庄港にあるアート作品「太陽の贈り物」の前に集合して
そこで海に向かって般若心経をお唱えし、
それから旭屋旅館の前で行列を組んで行道がスタートします。
過去の島開きの様子
「ほら貝を吹く山伏、その後にご詠歌隊、そして霊場寺院関係者、信徒さんと続いて行列を作ります。
今年は参加者も少ないと思いますが、昔、多いときには400人ほどの行列になったこともあるんですよ。
規模縮小で、島外からお遍路さんをお招きできなかった間にも
『いつになったら再開しますか』『早く行きたい』としょっちゅう電話がかかってきていて
やはり楽しみにしている方の多い行事なんだと思います。
これからは毎年開催できるようになるといいですね」
今年は参加者も少ないと思いますが、昔、多いときには400人ほどの行列になったこともあるんですよ。
規模縮小で、島外からお遍路さんをお招きできなかった間にも
『いつになったら再開しますか』『早く行きたい』としょっちゅう電話がかかってきていて
やはり楽しみにしている方の多い行事なんだと思います。
これからは毎年開催できるようになるといいですね」
以前は、霊場会総本院での法要のあと、みなさんで食事をしたりしていたそうですが
今年は法要が終わったらお弁当を配って解散の予定。
やはり完全に以前の通りとはいきませんが、年明けの風物詩にもなっているお遍路さんの行列を
今年は久々に見ることができそうです。
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